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システムエンジニアの平均年収|給料が高い訳や上げるコツもあわせて紹介

  • 公開日:2021-10-30 22:11:14
  • 最終更新日:2022-09-12 15:58:57
システムエンジニアの平均年収|給料が高い訳や上げるコツもあわせて紹介

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システムエンジニアとはどんな職業?

パソコン

システムエンジニアとは、システム開発の工程における上流工程を担うエンジニアです。クライアントのニーズをヒアリングし、システムの要件定義や仕様書の作成、システムのテストなどを行うことが主な仕事になります。


また、場合によってはシステム開発プロジェクトのマネジメント業務を担うケースもあります。

システムエンジニアの平均年収

パソコンを使う人

システムエンジニアへの転職を視野に入れている方の中には、システムエンジニアがどのくらいの年収を得られる職業なのか知りたいという方も多いでしょう。システムエンジニアの年収は、勤めている企業の規模や地域などによっても差があります。


ここではシステムエンジニアの平均年収について解説していきます。

1:5年間の平均年収

まずはシステムエンジニアの5年間の平均年収をみていきましょう。


賃金構造基本統計調査を基にしたデータによると、システムエンジニアの5年間の平均年収は約550万円となっています。全職種の平均年収が450万円前後であるため、システムエンジニアの給料は高い水準にあるといえるでしょう。

2:男女別の平均年収

システムエンジニアの男女別の平均年収は、男性が約540万円、女性が約460万円となっています。


IT系の職種は実力主義のため男女の差は少ないと言われていますが、それでも性別の違いによって年収に違いがあるのが現状と言えるでしょう。

3:年齢別の平均年収

システムエンジニアの年齢別の平均年収は、20代が約390万円、30代が約550万円、40代が約630万円、50代が約650万円となっています。


なお、60代以降の平均年収は右肩下がりになっていくため、システムエンジニアの平均年収のピークは50代と言えるでしょう。

4:業種別の平均年収

システムエンジニアの業種別の平均年収は、ソフト系の場合は金融・保険系が約740円、外資系SIerが約680万円、コンサルティングファームが約680万円、総合電機メーカーが約660万円となっています。


ハード系の場合も金融・保険系が約790万円と高い水準になっており、続けて専門コンサル系が約700万円、医療品・化粧品メーカーが約620万円となっています。

5:企業規模別の平均年収

システムエンジニアの企業規模別の平均年収は、社員数10~99人規模で約480万円、100~999人規模で約520万円、1,000人以上の規模で約600万円となっています。


そのため、大企業になるほどSEの年収も比例して上がっていくと言えるでしょう。

6:地域別の平均年収

システムエンジニアの地域別の平均年収をみていきましょう。関東が約490万円、関西が約460万円、東海が約450万円、北海道・東北が約430万円、四国が約430万円、九州・沖縄が約420万円、甲信越・北陸が約409万円、中国が約404万円となっています。


以上のことから、システムエンジニアの地域別の平均年収は、首都圏で高い水準となっていますが、地方にいくと平均年収が減少する傾向にあると言えます。

フリーシステムエンジニアの平均年収

電卓

企業に勤めているシステムエンジニアと違い、フリーランスの場合は細かい統計が取りにくいため、平均年収を出すことは容易ではありません。


しかしながら、フリーランスとして働くシステムエンジニアの年収は約700万円~1,200万円の水準だと言われているため、これを目安とするといいでしょう。

システムエンジニアの年収が高い訳

グラフ

現在、IT業界は深刻な人材不足であると言われています。高いスキルを持つIT人材の獲得競争は激しく需要も高いことから、システムエンジニアの年収水準は高めとなっています。


また、納期前などは長時間残業や休日出勤が発生することも多いため、残業代などが上乗せされて年収も高くなりやすくなっています。

システムエンジニアの年収を上げる11のコツ

データとと男性

システムエンジニアの平均年収は比較的高い水準にありますが、それでも年収1,000万円を超えるのは容易ではないでしょう。


そこで、システムエンジニアの年収を上げる11のコツを紹介していきます。

1:プログラミング言語を身に付ける

プログラミング自体はシステムエンジニアの仕事ではありません。しかし、プログラミング言語のスキルを持つシステムエンジニアは多くないため、市場価値を上げることができます。


また、プログラマーと技術的な話もできるようになるため、信頼の厚いシステムエンジニアになれるでしょう。

>> プログラミング言語の特徴と違いとは?目的別にお勧めの23種類を紹介

2:年収が上がる会社に転職する

より年収の高い企業へ転職するのも一つの方法です。高いスキルを持つ人材であれば、転職による大幅な年収アップも期待できるでしょう。


大手の外資系SIerや金融・保険系への転職を視野に入れると良いでしょう。

3:経営に関する知識を増やす

経営者視点で仕事ができるようになれば、ニーズの高い人材になれ、年収が上がります。経営者にとっての助けになれるため、マーケティングや経営戦略に関する知識も身につけるようにしましょう。


また、将来的に独立してフリーランスになる場合も、経営に関する知識は重要になります。

4:フリーランスに転職する

システムエンジニアとしてのキャリアを積んだら、独立してフリーランスに転身するのもよいでしょう。


フリーランスは報酬が自分の収入となるため、受注する案件によっては大幅な年収アップも期待できる可能性があります。フリーランスとして仕事をする場合は、フリーランス向けのマッチングサービスなどを活用すると良いでしょう。

>> フリーランスエンジニアに必要なスキルやその向上方法|働く際の注意点も解説

5:人脈を広げる

セミナーや勉強会などに積極的に参加し、将来仕事先となるような幅広い人脈作りを行いましょう。


フリーランスの場合、日々の人脈作りが受注につながり、報酬の高い案件を依頼されることがあります。転職を検討している場合でも、人脈によって平均年収の高い企業にスムーズに転職できる可能性があります。

6:一人で構築・運用の経験を増やす

一人で構築から運用までこなせるシステムエンジニアは希少価値が高くなります。ネットワークやサーバー、データベースなどの知識やスキルも身につくため、他のエンジニア職にキャリアアップも可能になるでしょう。


幅広い経験を積んでいる人材は企業からも高く評価されるため、転職による年収アップも期待できます。

7:コミュニケーション能力を磨く

コミュニケーション能力もIT業界で年収を上げるための重要なスキルといえるでしょう。


システム開発プロジェクトの上流工程では、クライアントからのニーズのヒアリングや交渉を行うこと多くなります。コミュニケーション能力が評価されると、上流工程への業務を任せられるようになり年収アップにつながります。

>> エンジニアの上手なコミュニケーションの取り方14選|必要とされる要素とは

8:外資系の会社に勤める

外資系企業は年収水準が高いため、外資系に転職するのも年収を上げる方法の一つでしょう。大手外資系企業のシステムエンジニアであれば、高年収を得ることも珍しくはありません。

9:求められるニーズに合わせられる

IT業界のトレンドは日々変化しており、需要の高いプログラミング言語も時代とともに変化しています。時代のニーズをいち早く察知し、先回りして需要が高いスキルを身につけていける人であれば、年収アップも難しくはないでしょう。

10:先端ITスキルを身に付ける

AIやIoTなどの最先端のスキルを持っている人は需要が高い傾向になるため、年収アップにつながるでしょう。今後、これらの先端ITの需要は高まっていくことが予測されており、今からAIやIoT、ビッグデータなどの専門的な知識やスキルを身につけると良いでしょう。

11:ITスキル標準レベル4相当以上のスキルを身に付ける

高度なITスキルを持つ人材は需要が高いとされています。ITスキル標準レベル4相当以上のスキルを身につけるには、第四次産業革命スキル習得講座認定制度を活用すると良いでしょう。


この制度では、認定されている講座を受講することで費用の最大70%が支給されるため、費用の負担を抑えながらスキルアップが目指せます。


出典:専門実践教育訓練給付金のご案内 | 厚生労働省
参照:https://www.nrj.ac.jp/pdf/other/kyuufukinsyousai.pdf

システムエンジニアの年収を上げる為におすすめの資格6つ

グラフ

システムエンジニアになるためには資格は必要ありませんが、持っている知識やスキルを客観的にアピールしたい場合は資格を取得するといいでしょう。


企業によっては資格保有者に対する手当などが用意されているケースもあるため、資格を取得することで年収を上げていくこともできるでしょう。


ここでは、システムエンジニアの年収を上げるためにおすすめの資格を紹介していきます。

1:基本情報技術者試験・応用情報技術者試験

基本情報技術者試験・応用情報技術者試験は、経済産業省が認定している情報処理技術者試験です。ITエンジニアにおすすめのIT系の国家資格となっており、基本情報技術者試験はスキルレベル2相当、応用情報技術者試験はスキルレベル3相当となっています。


コンピューターシステムやシステム開発と運用、ネットワーク、データべース、セキュリティ、経営まで幅広い知識を問われるため、この2つの資格を取得することでシステムエンジニアに必要な基本的知識が身につきます。


出典:応用情報技術者試験(AP) | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html

2:オラクルマスター

オラクルマスターはオラクルデータベースの管理スキルを証明できる資格です。日本オラクル社が認定している人気の試験で、現時点ではBronze、Silver、Goldの3つのグレードの試験を実施しています。


取得することで、データベース技術者に必要な知識やスキルを持っていることを証明できます。ステップアップ型の資格となっているため、まずはBronze合格から目指しましょう。

>> オラクルマスターってどんな資格?取得するメリットやおすすめの参考書などを紹介

3:マイクロソフト認定プロフェッショナル

マイクロソフト認定プロフェッショナルは、マイクロソフト社が認定しているマイクロソフト製品に関する知識やスキルを認定する資格です。


バージョンごとに資格が設けられており、ロールは開発者向けや管理者向け、製品はAzureやSQL Server、Windowsなど多岐にわかれています。システムエンジニアであれば、クライアントOSやサーバーOSの知識を問われる試験がおすすめです。

4:ITコーディネータ

ITコーディネータは、経営者に対してITの利活用に関するアドバイスを行えるITコーディネータとしてのスキルを認定する資格です。経済産業省の推進資格で、ITコーディネータはIT経営を実現するプロフェッショナルとして業種職種問わず活躍しています。


システム開発の上流工程を担うシステムエンジニアにおすすめの資格となっており、将来ITコンサルタントへのキャリアアップを検討している方にもおすすめです。

5:シスコ技術者認定

シスコ技術者認定は、シスコシステムズが認定しているネットワーク系の資格です。シスコシステムズのネットワーク機器に関する知識や操作スキルなどが問われます。


試験は難易度別に分かれており、アソシエイトレベルのCCNA、プロフェッショナルレベルのCCNP、エキスパートレベルのCCIEがあります。取得することで、ネットワーク関連の専門的なスキルを保有していることを証明することができるでしょう。

6:マイクロソフトオフィススペシャリスト

マイクロソフトオフィス スペシャリストとは、Microsoft Corporationが認定しているオフィスソフトの利用スキルを証明する資格です。


デスクワークで利用するWord、Excel、PowerPoint、Access、Outlookなどの利用スキルを認定する資格となっており、WordとExcelに関しては一般レベルと上級レベルがあります。


オフィス製品はバージョンごとに新しい機能が追加されるため、試験もバージョンごとに用意されています。

システムエンジニアの年収を知ろう!

モニターを見る女性

システムエンジニアはもともと平均年収の水準が高いですが、コツを押さえることでより年収アップが期待できます。


ぜひ本記事で紹介したシステムエンジニアの平均年収や年収を上げるコツ、おすすめの資格などを参考に、年収の高いシステムエンジニアになれるようにスキルアップを目指してみてはいかがでしょうか。


【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

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