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AWSエンジニアの仕事とは?必要なスキルや将来性もあわせて紹介!

  • 公開日:2021-10-01 14:55:27
  • 最終更新日:2022-03-25 12:30:31
AWSエンジニアの仕事とは?必要なスキルや将来性もあわせて紹介!

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AWS(Amazon Web Services)はどのようなサービス?

仕事中の図

AWSとは、Amazonが提供しているサービスで「Amazon Web Service」の略語を用いたクラウド型サービスのことを言います。


AWSのサービスは、大きく分けて約90以上のサービスが提供されています。これらをまとめた総称がAWSとなります。EC2やS3など、サービスにより機能は異なります。

AWSでできる4つのこと

PC画面のイラスト

この項目では、AWSでできる4つのことについて解説します。AWSのメリットについて、しっかりと把握しましょう。


代表的な4つのことについて紹介しますが、その他にもAWSでできることはたくさんありますので、自分に合った使い方を見つけてください。

1:非常に短い時間で仮想サーバーを構築できる

アプリケーションの開発、管理、運用には様々な技術サービスが必要になります。


短時間で手間をかけず、必要な機能の取得および設定が可能で、容量をすぐに変更できることが特徴です。自分たちでサーバーを用意せずともサーバー運用が可能で、使用した分だけ料金が発生する仕組みです。

2:管理の手間をかけずにデータベース作成ができる

AWSのデータベースであるAmazon Relational Database Service(Amazon RDS)を使用すると、簡単にクラウド上のリレーショナルデータベースのセットアップ、オペレーション、スケールができます。


Amazon RDSは、RDBの機能にわずかな時間でアクセスできるため管理の負担もありません。


ハードウェアのプロビジョニング、データベースのセットアップ、パッチ適用、バックアップなどの管理タスクも自動化されています。

3:データ容量無制限で保存ができる

データの保存や加工、コンテンツ配信ができるのが、Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)です。


Amazon S3はオブジェクトストレージサービスで、データ可用性やセキュリティ、およびパフォーマンスにおいて十分な機能を有していて、容量無制限で保存ができます。

4:コンテンツ配信にも利用できる

AWS(Amazon Web Services)ではCDNが使われています。


CDNはAWSでは、Amazon CloudFrontというサービス名で提供されています。コンテンツ配信で使用すると、高水準の動画などを提供できます。

AWSエンジニアの4つの仕事

カップを脇に置き仕事をする人

この項目では、AWSエンジニアの4つの仕事について詳しく解説します。


仕事の種類ごとに順を追って解説していきますので、AWSエンジニアの仕事への理解を深める参考にしてください。

1:アプリケーションの開発

AWSエンジニアは、アプリケーションの開発を行います。AWSを基盤として開発するため、PythonやJavaなどの使用言語はもちろんのこと、多くの知識を有していることが必要となります。

2:AWSインフラの設計

AWSインフラの設計という仕事は、アプリケーションの開発にAWSを基盤として行うことです。WebサーバーやDevOps基板などを設計します。


万が一上手く設計できない場合、性能が低くなってしまう可能性があるため、クラウドの特性を理解した上で、システムを継続的に最適化し設計することが求められます。

3:AWSインフラの構築

AWSインフラの構築は、設計が完了した際に実際に構築していくことです。ここでは、稼働後の監視とモニタリングを行います。


ここでは、構築以外にもインフラエンジニアが行う業務設計も担当するケースがあると言われています。

4:AWSインフラの運用・監視

AWSインフラの運用・監視は、セキュリティや動作の確認などをします。業務は広範囲におよび、サーバーの増設やソフトウェアのアップデートなども行います。


また、業務の効率化を考えた改善や、企業へのシステム最適化するために取捨選択も行うため、様々なことに対応できる知識が必要になるでしょう。

AWSエンジニアに必要な5つのスキル

商談中の男性

この項目では、AWSエンジニアに必要な5つのスキルについて解説します。


実際の就業にあたっては、得意なスキルだけ完璧にするのではなく、各分野に穴がないようにしっかりとしたスキルが必要です。

1:クラウドシステムの利用経験

クラウドに関する知識も持っていると、クラウドエンジニアとして様々な業務に携われます。


また、クラウドシステムの利用経験があることで、データの種類やアプリケーションがどこで保管するのが最適なのかなど、そのものに合う環境を提案できるでしょう。ただし、AWSの知識とは異なる部分もあるため、知識を身につけておく必要があります。

2:AWSの新しいサービスに関する知識

クラウドシステムの利用経験と同様に、AWSに関する新しい知識も必要になります。


AWSの知識は前述したように、他のクラウドと異なる部分があるためその知識をしっかり身につけておく必要があります。どのように身につければ良いのか悩んだ時には、公式で知識を習得できるサービスがありますので、利用してみると良いでしょう。

3:サーバーなどのインフラ基盤に関する知識

従来のインフラエンジニアに求められる知識・スキルとしては、システム開発の知識サーバーOS(Linux、Unix、Windows)の知識、サーバーOSを設計、構築、運用、保守するスキルなどが必要です。


しかし、AWSを扱うインフラエンジニアに必要な知識とスキルとしては、クラウドサービスの基礎知識に加えて、AWSを使ったサーバー設計、構築、運用、保守するスキルなどが必要になります。

4:アプリを運用するスキル

クラウドサービスであるAWSでは開発、運用もするため、あわせて知識も必要になります。このスキルはプログラマーとして経験があるのであれば、十分にその経験が生かせるでしょう。

5:ミドルウェア関連の知識

ミドルウェア関連の知識も環境次第によっては必要になります。主にアプリケーションサーバーや開発言語、OS知識などが求められるため、経験があれば十分に生かせるでしょう。

AWSエンジニアの将来性がわかる4つのポイント

開発中の現場

この項目では、AWSエンジニアの将来性がはっきりとわかる4つのポイントについてお伝えします。


まだ始まったばかりのAWSというサービスには、たくさんの可能性が眠っています。この機会にその可能性について見ていきましょう。

1:クラウドコンピューティング市場は急成長している分野

​クラウドコンピューティングの市場規模は、企業の開発環境の影響によって進展してきていて、2015年時点で931億ドルとなっていて、多くの企業がグローバルICT企業になっています。


2014年時点では604億ドルだったことから、年々増加してきていると言えるでしょう。


出典:平成28年版 情報通信白書|クラウドサービス市場|総務省
参照:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h28/html/nc122320.html

2:クラウド市場の中でもAWSはシェアが高い

クラウド市場は日本国内でも需要が増えていて、導入している企業も多いと言われています。そのような中でAWSの需要も高まっていることから、今後も安定して増えていく可能性は十分にあると言えるでしょう。

3:AWSエンジニアはまだ数が少ない

海外では浸透しつつあるAWSエンジニアですが、日本ではまだ認知されておらず、数が少ない傾向にあります。しかし、海外での需要が高まっていることから、今後国内でも安定した需要が拡大する可能性は十分にあると言えるでしょう。

4:機械学習やIoTで需要はますます高まる

AWSには、先端分野が利用できるサービスがあるため、今後の需要についても期待できるサービスです。そのため、将来的な活躍を期待するのであれば、AWSエンジニアは比較的可能性があると言えるでしょう。

AWSエンジニアの平均年収

お金の写真

AWSエンジニアの年収の目安として、正社員の場合は平均約500万円で、フリーランスの場合の平均月単価は81万円ほどが相場になっています。

>> フリーランスエンジニアになる7つのメリット|向いている人の特徴も解説

>> フリーランスエンジニアに多い職種の仕事内容|働き方の種類や案件獲得方法も解説


同業のインフラエンジニアやWebエンジニアなどと比べると、AWSエンジニアの方が上回っていることから、比較的高い水準にあることがわかるでしょう。ただし、詳しい金額については地域によって異なります。

未経験でもAWSエンジニアになる方法

パソコンとカップ

この項目では、未経験でもAWSエンジニアになる方法について解説します。


業界未経験だからと最初から可能性を捨ててしまうのではなく、少しでも目指している仕事に近づく方法を考えましょう。

インフラエンジニアとしての経験を積んでから転職する

インフラエンジニアからAWSエンジニアに移行する人は多い傾向にあるため、有効的な手段と言えます。


インフラエンジニアとしての経験があることで、ある程度の知識も身についているため、さらに経験や知識を増やすことでキャリアアップを目指せます。将来的にAWSエンジニアになりたいのであれば、この方法が近道になるでしょう。

>> 未経験でもインフラエンジニアになれる?勉強するべき資格なども詳しく紹介


プログラマーとしての経験を積んでから転職する

コーディングがメインの仕事で、プログラムを実際に書いていく職種であるプログラマーですが、そこからAWSエンジニアへのキャリアチェンジも有効な手段です。


ただし、プログラマーとしての知識だけでは補えない部分もあるため、都度勉強する必要があるでしょう。難易度は高めですが、この方法もあると認識しておくと良いでしょう。

>> プログラマーの平均年収の目安を紹介|システムエンジニアとの違いは?


AWSエンジニアになるための3つの学習方法

タブレットをペンで操作する人

ここではAWSエンジニアになるための3つの学習方法について解説します。


動画、本、学校で学習する方法を紹介しています。どの方法が合っているかはその人により違いますので、自分に合った方法を見つけてください。

1:動画で学習する

インターネット上には様々なAWS関連の動画が溢れています。自分の目的に合ったものを探してみましょう。


最初はYouTubeなどでも良いでしょう。動画で見たことをすぐにパソコン上で実践することで、アウトプットができるため理解が深められます。

2:本で学習する

書店には様々なAWS関連の入門書や専門書が並んでいます。まずは様々な種類やレベルのものを買ってみて、自分の目的に合ったものを探していきましょう。


本をただ読むだけでなく、実際にパソコンで構築しながら進めていくことが重要です。

3:学校で学習する

現在、様々な社会人や学生向けのエンジニア養成スクールが存在します。


AWSエンジニアを目指す上で、必要となる基礎技術から教えて貰えるスクールを探すのも良いでしょう。また、選ぶ際は「AWS認定資格」と連携しているスクールを選ぶのが良いでしょう。

AWSエンジニアにおすすめの資格

メモする人

ここではAWSエンジニアにおすすめの資格をご紹介します。


エンジニアにとって資格だけがスキルのすべてではありませんが、資格があると仕事の幅が広がるのは事実です。資格を取ることで、今までと違った自分も見えてくるでしょう。

専門知識認定資格

AWS認定とは、AWSクラウドを活用する技術的な専門知識が一定以上あることを証明するAWS公式の認定資格です。


AWS認定の有効期限は3年間となっており、再認定は有効期限の3年間のうちに再度、同じ認定試験を受験して合格することが条件です。再認定に合格すると合格日から3年間、有効期限が延長されます。


ただし、AWS認定の再認定は有効期限日から3年間延長されるわけではありませんので、注意が必要です。


出典:AWS Recertification(再認定)|AWS
参照:https://aws.amazon.com/jp/certification/recertification/?ch=tile&tile=resources

役割別認定資格

専門知識(5分野)以外のAWS認定資格は、設計者、運用担当、開発者などの役割別に3つあります。


基礎レベルは業務未経験者や半年程度の基礎的な知識・AWSの経験を持つ人向けです。アソシエイトレベルは主要のAWSサービス概要とクラウドの一般知識などがあれば受けられるでしょう。


最後にプロフェッショナルレベルは、2年間のAWSを利用したソリューションの設計、運用、トラブルシューティングなどの経験者となります。


出典:利用可能な AWS 認定|AWS
参照:https://aws.amazon.com/jp/certification/

プロフェッショナルの場合

2年以上のシステム管理や運営などの実務経験がある、ソリューションアーキテクト担当者が対象となっています。


試験時間180分の中で75この質問に回答します。AWS上の知識だけでなくスクリプト言語についてや、WindowsとLinux環境についての知識などが必要になるため、より多く学習する必要があるでしょう。


出典:AWS Certified Solutions Architect - Professional|AWS
参照:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-professional/?ch=sec&sec=rmg&d=1

ベーシックの場合

入門的な資格としてAWS 認定クラウドプラクティショナーがあります。


AWSのそれぞれのサービスが、どのような機能を持っているかの理解が問われます。試験時間はプロフェッショナルより短い90分で、65個の質問に答えます。試験を受けるためにあると良い知識が記載されているため、事前に確認しておきましょう。


出典:AWS Certified Cloud Practitioner|AWS
参照:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-cloud-practitioner/?ch=sec&sec=rmg&d=3

アソシエイトの場合

アソシエイトの場合は、3つのパターンがあります。


・AWS認定ソリューションアーキテクト
・AWS認定デベロッパー
・AWS認定SysOpsアドミニストレーター


3つの試験それぞれによって必要になる能力や知識・経験が異なります。受けたいと決めた際には、どの試験を受けることで自分の求めている資格が得られるのか、確認しておきましょう。

AWSエンジニアの仕事を理解しよう

デスク

この記事では、AWSエンジニアの仕事について様々な角度から紹介しました。


まだ歴史の浅いこのAWSエンジニアの仕事ですが、魅力が存分にありますので、ぜひキャリアの選択肢に入れてみてください。


【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。

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