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文系でもエンジニアになれる5つの理由とは?必要な適性など多数紹介

  • 公開日:2022-01-31 23:08:49
  • 最終更新日:2023-07-12 16:48:20
文系でもエンジニアになれる5つの理由とは?必要な適性など多数紹介

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エンジニアは理系の仕事と思われてしまう要因3つ

女性

文系出身の方の中には、文系ではエンジニアになれないと考えている方もいるでしょう。実際にはエンジニアの仕事には文系理系に関係なく就くことができますが、現在でもエンジニアは理系の仕事だというイメージが根強く残っています。


それでは、なぜエンジニアは理系の仕事だと思われがちなのでしょうか。ここでは、まずはエンジニアは理系の仕事と思われてしまう要因について解説していきます。

  • PC普及の歴史観によるもの
  • 「エンジニア」という言葉のイメージによるもの
  • 理系の方がプログラミングができるという先入観によるもの

1:PC普及の歴史観によるもの

日本でPCが普及してからまだ20年程度の時間しか経過していないため、日本でのPCの歴史は浅いと言えます。一般家庭にPCが普及するまで、コンピュータは名前自体は聞いたことがあっても、理系の人が使う難しそうな機械というイメージがついていたでしょう。


また、エンジニアに関しても、難しそうなイメージのあるコンピュータを扱うよくわからない仕事というイメージが定着し、そのままエンジニアは理系がなる仕事というイメージが残ってしまったと考えられます。

2:「エンジニア」という言葉のイメージによるもの

「エンジニア」という言葉は、もともとはエンジニアリング(工学)に関する知識やスキルを持つ技術者を指す言葉です。


今ではエンジニアという言葉はコンピュータを使ってシステム開発などを行うITエンジニアを指すケースが多いですが、エンジニアと聞いて機械の設計や修理などの仕事をイメージする人も多いでしょう。


そのため、エンジニアという言葉のイメージに引っ張られ、理系の仕事という印象がついてしまっていると言えます。

3:理系の方がプログラミングができるという先入観によるもの

プログラミングの経験がない人の場合、プログラミングは難しい文字列や数字を使ってプログラムを組むというイメージがあります。そのため、理系の方がプログラミングができるという先入観があると言えるでしょう。


しかし、実際にはプログラミング言語を使って記述していくため、理系が強みを持つ数学などの知識は必要ありません。むしろ、文系が強みを持つ言語能力の方が役立つと言えます。

文系出身でもエンジニアになれる理由5つ

男性

エンジニアは理系のイメージがありますが、実際には文系でもなれる仕事です。文系出身でもエンジニアになれる理由としては、エンジニアには知識や経験などは関係ない、そもそも人手不足のため企業は文系や理系に拘れないなどの理由があります。


ここでは、文系出身でもエンジニアになれる理由を紹介していきます。参考にしてみてください。

  • 知識や経験量は関係ない
  • そもそも人手不足なので企業は文系や理系に拘れない
  • 技術の変遷が早いため適応力が強みになる
  • プログラミングの学習サービスが整っている
  • 文系学生でもプロダクションコードに触れる機会は多い

1:知識や経験量は関係ない

エンジニアに求められるものは知識や経験量ではなく、問題解決能力や成長能力です。現時点で知識や経験があったとしても、今後エンジニアとして成長できるとは限りません。


また、IT業界は技術革新のスピードが速いため、技術領域によっては新人であっても経験者と同じスタートラインに立てます。そのため、エンジニアには文系や理系は関係ないと言えるでしょう。

2:そもそも人手不足なので企業は文系や理系に拘れない

日本は少子高齢化による労働人口の減少もあり、IT業界は人手不足の状態です。エンジニアの有効求人倍率も高く、一人のエンジニアを多くの企業が取り合っている状態になっています。


そのため、企業にしてみれば応募者が文系なのか理系なのかなどに拘っている状態ではありません。採用選考で自社にマッチした人材だと判断されれば、文系でも問題なく採用されるでしょう。

3:技術の変遷が早いため適応力が強みになる

前述のとおり、IT業界は技術の変遷が早いです。特にフロントエンドの領域は技術の移り変わりが激しいため、新人ベテラン関係なく同じスタートラインに立つことも多いです。


そのため、若手のエンジニアにはその適応力の高さが大きな強みになるでしょう。技術革新の早い領域であれば、新人が新しい技術をキャッチアップしてベテランに還元するといったこともできます。

4:プログラミングの学習サービスが整っている

近年ではさまざまなプログラミングの学習サービスが登場しているため、未経験からでもプログラミングを習得しやすい環境になっています。


少し前であればプログラミングの習得は比較的難易度の高いものになっていましたが、現在は学習環境が整っており、やる気さえあれば誰でもプログラミングを学べます。そのため、昔に比べて非常に短期間でプログラミングができるようになるでしょう。

>> 無料体験・カウンセリングがあるプログラミングスクール12選!メリットも解説

5:文系学生でもプロダクションコードに触れる機会は多い

プロダクションコードとは、実際にサービスやソフトウェアに使用されているソースコードのことです。近年ではWebサービス会社が学生をアルバイトとして雇うケースも多いため、文系の学生であってもプロダクションコードに触れる機会は溢れています。


実際にプロダクションコードの開発を行った経験は、文系や理系の差よりもエンジニアとして大きな価値を生みます。そのため、文系からエンジニアを目指す場合はプロダクションコードに触れられるアルバイトやインターンを経験しておくと良いでしょう。

エンジニアが行う仕事内容5パターン

パソコンを使う人

文系からエンジニアへの就職を目指している方の中には、エンジニアの仕事内容について知りたいという方もいるでしょう。エンジニアの仕事は担当分野によって異なるため、具体的にどのような仕事のパターンがあるのか知っておくようにしましょう。


ここでは、エンジニアが行う仕事内容を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

  • インフラ系エンジニアが行う仕事内容
  • 開発系エンジニアが行う仕事内容
  • 組み込み系エンジニアが行う仕事内容
  • 社内SEが行う仕事内容
  • ヘルプデスクが行う仕事内容

1:インフラ系エンジニアが行う仕事内容

インフラ系エンジニアとは、システムを動かすためのITインフラ周りの業務を担うエンジニアです。インフラ系エンジニアの仕事は、データベースやサーバー、ネットワークといったシステムの下部構造の設計や構築、保守運用などです。

>> インフラエンジニアの主な仕事内容とは?未経験で取得できる資格も紹介


インフラ系エンジニアと一言で言っても、専門とする領域によって必要となる知識やスキルは異なります。また、経験も求められる仕事のため、未経験からインフラ系エンジニアになる場合はまずは運用や保守の業務を行うことになるでしょう。

2:開発系エンジニアが行う仕事内容

開発系エンジニアの仕事は、工業用機械や自動車、船、航空機、電化製品などの製品の設計や開発、シミュレーション、調整などです。開発系が担当する製品は非常に幅広いことから、企業によって仕事内容や求められるスキルには違いがあります。

3:組み込み系エンジニアが行う仕事内容

組み込み系エンジニアの仕事は、産業用機械や家電製品などに組み込まれている制御用コンピュータの設計や開発などです。

>> 組み込みエンジニアとはどんな職業?仕事内容や年収・職業に就く方法を紹介


組み込み系エンジニアは、ハードウェアの中に組み込まれているセンサーやマイコンを扱います。そのため、CやC++などのプログラミング言語のスキルだけでなく、ハードウェアに関する知識も必要になります。

4:社内SEが行う仕事内容

社内SEの仕事は、自社で使用している社内システムの企画や開発、保守運用やヘルプデスク業務などです。社内SEは一般的なSEと違って社外の人と関わることはなく、社内でのパソコン関係の業務に携わります。

>> 社内SEとは何?働きやすいと言われる理由や仕事内容を詳しく紹介


自社の生産性の向上やコスト削減に必要なシステムの導入を検討したり、社内で使用しているPCや社内で使用する機器に関する社員から問い合わせ対応を行ったりと、その業務内容は幅広いです。

5:ヘルプデスクが行う仕事内容

ヘルプデスクの仕事は、自社のIT製品やITシステムなどに関する問い合わせに対応し、ユーザーのサポートを行うことです。社外のユーザーのサポートを行う場合はヘルプデスク、社員からの問い合わせに対応する場合は社内ヘルプデスクと呼ばれます。

>> ヘルプデスクとは?仕事内容や必要なスキルなどについて詳しく解説!


問い合わせの内容はシステムのトラブルや使い方、パソコンの操作方法、クレームなど幅広く、主に電話やメール、チャットなどで対応を行います。

文系のエンジニアに必要な適性4つ

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ここまで紹介したとおり、文系や理系に関係なくエンジニアになることができます。しかし、エンジニアを目指す場合は、エンジニアへの適性があることが重要です。

>> システムエンジニアに適性があるのはどんな人?診断ツールなど多数紹介

エンジニアに向いていない人がエンジニアになった場合、入社後に苦労する可能性があります。ここでは、文系のエンジニアに必要な適性を紹介します。参考にしてみてください。

  • 高い読解力があること
  • コミュニケーションスキルがあること
  • 客観性があること
  • 挑戦心や探求心があること

1:高い読解力があること

ヒアリングによってクライアントのニーズを正確に把握したり、資料やメールの内容を正しく読み取ったりするには、読解力が必要になります。


読解力に欠けていると、うまく意図が伝わらないだけでなく、内容の取り違えによって大きなトラブルを発生させる可能性もあります。そのため、文系からエンジニアを目指す場合は高い読解力が求められるでしょう。

2:コミュニケーションスキルがあること

エンジニアの仕事ではさまざまな人とのコミュニケーションが発生します。クライアントからニーズをヒアリングする場合も、プロジェクトチームで協力して作業を進める場合も、コミュニケーション能力は必要になります。


そのため、文系からエンジニアを目指す場合は高いコミュニケーションスキルが求められるでしょう。たとえ高い技術力を持っていたとしても、他者とのコミュニケーションがうまくできなければプロジェクトの進行にも悪影響を及ぼす可能性があります。

>> エンジニアの上手なコミュニケーションの取り方14選|必要とされる要素とは

3:客観性があること

エンジニアとしてシステムやサービスの開発を行う場合には、エンジニア目線ではなくクライアントや実際に利用するユーザーの視点で対応できることが大切です。他者の立場を想像して対応できるエンジニアであれば、成果物のクオリティも変わってきます。


そのため、文系からエンジニアを目指す場合は客観性が求められるでしょう。自分を客観的に見られるスキルがあれば、チームメンバーへも適切な気遣いができるようになるでしょう。

4:挑戦心や探求心があること

IT業界は技術革新のスピードが早いため、エンジニアとして仕事をはじめてからも常に新しい情報をキャッチアップし、習得していくことが求められます。そのため、文系からエンジニアを目指す場合は、新しい知識や技術への挑戦心や探究心があることが大切です。


新しい技術に興味を持ち、自分から積極的に学んでいける人であれば、エンジニアとしても成長できるでしょう。

文系がエンジニアを目指すためにできるおすすめの方法3つ

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文系でもエンジニアになることは十分可能だということを紹介してきましたが、実際にエンジニアを目指す場合はどのようなことをすればよいのでしょうか。


ここでは、文系がエンジニアを目指すためにできるおすすめの方法を紹介します。

  • 資格を取得する
  • 自分に本当に必要な情報を選別する
  • 企業の会社説明会で文系出身エンジニアの活躍を見る

1:資格を取得する

文系からエンジニアを目指す場合は、まずはIT系の資格取得を目指すと良いでしょう。資格試験の勉強をすることでIT知識を身につけることができるため、たとえ合格できなくても勉強したという意欲の高さは面接でもアピールできます。

2:自分に本当に必要な情報を選別する

本当に必要な情報を収集するスキルを身につけましょう。インターネットを利用すればあらゆる情報が簡単に手に入りますが、確かな情報を取捨選択していくにはスキルが必要です。


信頼性の高い情報を手に入れられるスキルがあれば、エンジニアとしても重宝されるでしょう。

3:企業の会社説明会で文系出身エンジニアの活躍を見る

実際に文系出身でもエンジニアとして活躍している人は多くいます。そのため、会社説明会などに参加して、文系出身エンジニアの活躍を確認してみると良いでしょう。


実際に自分の目で見ることで、文系からエンジニアを目指すことにも自信がつくでしょう。

文系理系問わずエンジニアを目指してみよう

暗号みたい

エンジニアは文系理系関係なく活躍できる仕事です。ぜひ本記事で紹介した文系出身でもエンジニアになれる理由や文系のエンジニアに必要な適性などを参考に、文系出身でもエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。



こちらの記事でも詳しく解説されています。あわせてご確認ください。

参考:文系プログラマーの長所は?数学が苦手でも大丈夫?未経験からの目指し方も解説 - 【プログラマカレッジ】



【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

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