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市場価値が高いエンジニアになるための10の方法|注意点もあわせて解説

  • 公開日:2022-02-28 21:22:38
  • 最終更新日:2022-09-28 18:23:08
市場価値が高いエンジニアになるための10の方法|注意点もあわせて解説

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エンジニアの市場価値の評価基準とは?

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エンジニアとして転職を行う場合、自身のエンジニアとしての市場価値が高いのかどうか気になるという方は多いでしょう。エンジニアの市場価値は、主に保有しているスキルとキャリアによって決まります。


また、IT業界でニーズの高いスキルを保有しているエンジニアはそれだけ需要も高いため、市場価値が高まります。転職時に自身のエンジニアの市場価値を知るためには、その求人で求められている人物像に対して、自身のスキルやキャリアを照らし合わせることが大切です。

エンジニアの市場価値は変化している?

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エンジニアの市場価値はその時代のトレンドと共に変化しています。IT業界は他の業界と比べて技術の進歩が早いため、技術を扱うエンジニアの市場価値も技術の進歩と共に変化します。


たとえば近年トレンドのクラウドサービスを利用してシステム構築ができるエンジニアになれば、スキルの面で評価されやすくなるでしょう。このように、自身のエンジニアとしての市場価値を向上したいのであれば、まずは時代のニーズを把握することが大切です。

市場価値が高いエンジニアになるための10の方法

パソコン

エンジニアとしての市場価値はスキルとキャリアによって決まります。そのため、自身のエンジニアとしての市場価値を向上させるためには、積極的にスキルを磨き、キャリアを積み上げていくことが大切です。


それでは、市場価値が高いエンジニアになるには具体的にどのような方法があるのでしょうか。ここでは市場価値が高いエンジニアになるための方法を紹介していきますので、参考にしてみてください。

1:得意な技術分野を複数見つける

自分がエンジニアとして得意な技術分野を複数見つけるようにしましょう。複数の技術を習得していれば、状況に応じて適切な技術を使って開発を行えるようになります。


また、一人で複数の技術分野を扱うことができるようなエンジニアが一人いれば、企業は少ない人材でもプロジェクトを進めていくことができます。そのため、企業からのニーズも高いエンジニアになれるでしょう。

2:プログラミング自体を好きになる

市場価値の高いエンジニアになるためには、まずはプログラミング自体が好きであることが大切です。もともとプログラミングが好きであれば、開発のために努力することができるでしょう。


努力を惜しまずプログラミングのスキルを磨くことができれば、それだけスキルアップすることも可能になります。

3:新技術に関心を持って取り入れる

IT業界は技術革新のスピードが早く、日々新しい技術が生まれています。そのため、市場価値の高いエンジニアになるには新しい技術への興味関心を持つことが大切です。近年で注目されている技術の例としては、AIやIoTなどが挙げられるでしょう。


常に時代の変化をキャッチし、求められている知識や技術を積極的に学ぶことができる人であれば、時代のニーズの変化にも柔軟に対応できるようになるでしょう。

4:システム開発に関するスキルや経験値を得る

ITエンジニアとして活躍するためには、システム開発のスキルを磨くことは必須だと言えます。そのため、システム開発に関するスキルや経験値を広げていき、ITスキルを高めることは市場価値の向上に繋がります。


現在の業務では使う機会がない場合でも、積極的にシステム開発に関する知識をキャッチアップしていきましょう。

5:実績をつくる

企業の価値は人材によって決まると言われているため、どのような企業であっても優れた人材を雇用したいと考えています。


そのため、「過去に大きなプロジェクトを実現した」といった実績を持つエンジニアであれば、市場価値の高いエンジニアとして多くの企業から求められるようになるでしょう。


優れた実績はエンジニア自身のポートレートになるため、企業もエンジニアの市場価値を知る上での材料になります。

6:ユーザーの立場に立って考える

エンジニアが開発に携わるシステムやサービスは、どのようなものであってもユーザーのために開発するものであることには変わりありません。そのため、ユーザーの目線に立って考えることができるエンジニアはそれだけ市場価値も高くなります。


ユーザー目線で考えることができれば、ユーザーにとって使いやすいサービスを開発したり、発生する可能性のあるリスクを回避したりすることも可能になるでしょう。

7:コミュニケーション能力を高める

会社ではチームで協業してプロジェクトを進めていくことになるため、エンジニアにもコミュニケーション能力が求められます。高いコミュニケーション能力を持つエンジニアであれば、人間関係や情報共有などを円滑にすることができるため、市場価値も高めることができるでしょう。

>> エンジニアの上手なコミュニケーションの取り方14選|必要とされる要素とは


たとえ技術的に高いスキルを持っていたとしても、他のエンジニアと適切なコミュニケーションが取れないエンジニアでは、プロジェクトにも悪影響を及ぼす可能性があります。

8:効率化への意識を高める

プロジェクトには納期があるため、エンジニアは他のエンジニアと協力して、期限までに成果物を完成させる必要があります。そのため、いかに効率的に作業を進められるかどうかはシステム開発において非常に重要なポイントになります。


エンジニア自身に効率化の意識があり、作業における無駄を削減していくスキルがあれば、それだけ市場価値も高まるでしょう。また、このような取捨選択ができるエンジニアはマネジメント能力も高いため、市場価値の高い人材としてキャリアアップできます。

9:協調性を高める

前述のとおり、エンジニアはチームで作業を行うため、協調性も求められます。特に社内や社外のクライアントと打ち合わせを行う立場にあるエンジニアの場合、協調性の高さが市場価値の高さにも繋がるでしょう。


システムエンジニアなどの上流工程を担う立場になれば、さまざまな場面で人とコミュニケーションを取ることになります。そのため、協調性は非常に重要なポイントになるでしょう。

10:リーダーシップ能力を身につける

高いリーダーシップを持ってチームを牽引できる人材がいれば、企業に統率力を生むことができます。


また、チームを牽引することによって作業を円滑化することにもつながるため、チームを統率できるようなリーダーシップを身につけることで市場価値を向上することができるでしょう。

市場価値が高いと言われる7つのエンジニア職

エンジニア

ここまで市場価値が高いエンジニアになるための方法を紹介してきましたが、エンジニア職の種類によっても市場価値は異なります。特に専門的なスキルが求められる職種や、需要に対して供給が少ない職種は市場価値が高いと言えるでしょう。


ここでは市場価値が高いと言われるエンジニア職を紹介していきますので、参考にしてみてください。

1:ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアとは、ネットワークの設計や構築、運用保守を担当するエンジニア職です。システムのネットワーク設計やネットワーク機器の設定などを行います。

>> ネットワークエンジニアの主な仕事内容|やりがいや求められる知識・スキルを解説


近年ではさまざまなものがインターネットに繋がるIoTが普及してきていることもあり、ネットワークエンジニアの市場価値も向上してきています。

2:セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアとは、企業のサーバーやパソコンなどセキュリティ対策やサイバー攻撃の調査などを行うエンジニア職です。近年ではサイバー攻撃が巧妙化してきていることもあり、情報セキュリティの重要性が増してきています。

>> セキュリティエンジニアとは?目指す際に取得したい14の資格などを紹介


今後も情報漏洩を未然に防ぐセキュリティエンジニアの需要は拡大していくことが予想されているため、市場価値も向上していくでしょう。

3:AIエンジニア

AIエンジニアとは、機械学習によるビッグデータの解析などを行うエンジニア職です。AIを活用して膨大な量のデータを分析し、トレンドの予測を行ったり、AIの開発を行ったりすることが仕事です。

>> AIエンジニアとはどんな職業?主な業務内容や必要なスキル・資格など多数紹介


AIは近年あらゆる分野で活用が進められているため、今後もAI技術の需要は拡大していくでしょう。また、高い専門的なスキルが求められるAIエンジニアは需要に対して供給が少ないため、市場価値も高いです。

4:IoTエンジニア

IoTエンジニアとは、IoT関連の分野を専門とするエンジニア職です。IoTとは「モノのインターネット」という意味の言葉で、これまでインターネットに繋がっていなかったさまざまなモノをインターネットにつなげて活用する技術を指します。

>> IoTエンジニアの主な仕事内容|必須な7つのスキルや有用な資格を解説


近年では家電や工場の設備、自動車の自動運転などさまざまな分野でIoTが活用されており、今後も普及は広がっていくことが予測されています。そのため、IoTエンジニアの市場価値も今後より高くなるでしょう。

5:クラウドエンジニア

クラウドエンジニアとは、クラウドサービスを活用してシステムの設計や構築を行うエンジニア職です。

>> クラウドエンジニアの仕事内容とは?必要なスキルや目指すポイント


近年トレンドとなっているAWSやAzureなどのクラウドコンピューティングサービス上でサービス構築を行う職種で、クラウドサービスへの移行を行う企業の増加と共に市場価値も高まってきています。

インフラエンジニアからのキャリアアップとしてクラウドエンジニアになるケースが多いです。

6:VRエンジニア

VRエンジニアとは、仮想現実であるVR(Virtual Reality)の開発を行うエンジニア職です。VRはゲーム業界や医療業界、遠方からでも物件を内見できる不動産の内見システムなどさまざまな分野で取り入れられており、今後の活用にも期待が持たれています。


VRエンジニアも今度需要が増えていくことが予測されているため、市場価値も高いと言えます。

7:フルスタックエンジニア

フルスタックエンジニアとは、一人でシステム開発のすべての工程を担うことができるエンジニア職です。複数のスキルを保有しており、複数の業務を一人で行えることから「マルチエンジニア」とも呼ばれています。

>> フルスタックエンジニアについて知ろう!仕事内容や必要とされるスキルを解説


フルスタックエンジニアが一人いれば少ない人数で業務を回すことができるため、企業からの需要は非常に高いです。今後もIT業界ではエンジニア不足が懸念されているため、フルスタックエンジニアの市場価値は向上していくでしょう。

SES業務は市場価値を高めづらいとされる理由

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SES業務では長い期間同じ顧客企業のシステムに関わることになるため、新しい技術を身につける機会から遠ざかってしまいます。


そのため、経験年数に対して身につけているITスキルが足りないという状況になりやすく、エンジニアとしての市場価値を高めづらいと言われています。SES業務に長く携わることで技術面での知識や経験値が限定的になり、転職が難しくなるという可能性もあるでしょう。

エンジニアに必要とされる基本的な5つの能力

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市場価値の高いエンジニアになる以前に、エンジニアになるために身につけるべき必須の能力があります。未経験からエンジニアを目指す場合は、まずはエンジニアの基本的なスキルを身につけるようにしましょう。


ここではエンジニアに必要とされる基本的な能力を紹介しますので、参考にしてみてください。

1:プログラミングのスキル

システム開発において実際にプログラミングを行うのはプログラマーですが、エンジニアとして設計を行う場合もプログラミングの知識やスキルは必要になります。

>> 効率のいいプログラミングの勉強法とは?言語別やツール別に分けて紹介


プログラミングのスキルが無ければ、プログラマーに的確に意思を伝えたり、技術的な話をしたりすることが出来なくなってしまうでしょう。

2:システムに関する知識

エンジニアが活躍する分野はさまざまですが、どのようなエンジニアであっても自分の技術分野におけるシステムの専門的な知識を身につけておくことは必須です。


たとえばシステムエンジニアの場合、SQLやDNSなどの知識も押さえておくことで、より実務レベルで掘り下げた話ができるようになります。

3:論理的思考能力

論理的思考能力とは、物事を筋道を立てて考えられる能力のことです。エンジニアは日々発生するバグや不具合を解決するためにさまざまな要因を細かく分解し、解析していきながら原因を追究することになるため、論理的思考能力が必要になります。


また、効率的なシステムを設計するためにも論理的思考能力が重要になるでしょう。

4:業界の最新情報に関する知識

前述のようにIT業界では新しい技術が日々誕生しているため、技術の変化も目まぐるしいです。そのため、エンジニアは業界の最新情報に関する知識を押さえておく必要があります。


エンジニアが最新情報を押さえていれば、企業としても新しい技術を自社のシステム開発に取り入れることができるようになるでしょう。

5:マネジメント能力

エンジニアは、成果物をリリースするまでのスケジュールを計画したり、人材の配置やプロジェクトの進行管理などを行うこともあります。


そのため、エンジニアとしてプロジェクトチームをプロジェクト達成まで導くにはマネジメント能力も必要になります。

エンジニアとして市場価値を高めるための注意点

パソコンを使う人

エンジニアとして市場価値を高めようと思って努力しても、なかなか思うようにいかずに苦労するケースも多いです。


エンジニアとして市場価値を高めるには、やみくもに勉強するのではなく、現在の自分の立ち位置と目標のギャップを埋められるように努力することが大切です。ここでは最後に、エンジニアとして市場価値を高めるための注意点を2点紹介していきます。

自分の市場価値を明確にしてスキルアップの手段を決める

スキルアップを行うための手段にはさまざまな種類があります。たとえば資格取得を目標として勉強する方法もあれば、セミナーに参加して最新の情報を収集する方法もあります。


そのため、まずは自分自身の市場価値を明確化し、どのような方法でスキルアップするべきなのかを知りましょう。自身の目標を達成するために必要な手段を的確に選択することで、効率的に市場価値を向上していけるでしょう。

第三者からのアドバイスをもらう

一人で市場価値を高めようとしても、自分自身ではどのようなスキルアップを行えばよいのかわからないというケースも多いです。そういった場合は転職エージェントなどを利用して、第三者からのアドバイスを貰うのが効果的です。


第三者からフィードバックを受けることで、自身のキャリアプランの妥当性をはっきりさせることができるでしょう。

エンジニアを目指す上では市場価値を高めることも考えよう

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将来性の高いエンジニアになるには、自身のエンジニアとしての市場価値を高めることが大切です。


ぜひ本記事で紹介した市場価値が高いエンジニアになるための方法や市場価値が高いと言われるエンジニア職、市場価値を高めるための注意点などを参考に、スキルアップすることで自身のエンジニアとしての市場価値を高めていきましょう。


【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

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