エンジニアとしてスキルアップする14の方法|勉強する際の注意点とは?
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エンジニアがスキルアップする必要性5個
エンジニアとしての新しい技術の習得や資格取得などのスキルアップは、自分の市場価値を上げていくために必要な行動です。IT業界は技術革新が早く実力主義の世界であるため、エンジニアとして仕事をする場合は常にスキルアップを目指す必要があるでしょう。
ここでは、エンジニアがスキルアップする必要性について解説していきます。
1:実力が評価の対象になるため
IT業界の企業の多くは、エンジニアとしての実力がそのまま評価対象となります。自分がエンジニアとしてキャリアアップを目指すためには、常にスキルアップしていくことが重要です。
エンジニアとしての知識やスキルを見て参加するプロジェクトなども決まるため、スキルを満たしていないと判断されれば、収入が減ってしまうリスクもあります。
2:IT業界の技術進歩が早いため
前述のとおり、IT業界は他の業界と比べて技術の進歩が早く、少し前までトレンドであった技術がいつの間にか廃れて、新しい技術が主流となっていることも多いです。
そのため、昔習得した技術がいつまでも通用するわけではありません。IT業界でエンジニアとして活躍するためには、常に新しい知識や技術を習得していくことが必要不可欠だと言えるでしょう。
3:希望条件に合う転職先を探せるようにするため
エンジニアが、キャリアアップや年収アップを目指す方法として転職があります。企業によって求められている技術は異なりますが、最新の技術や幅広い専門分野に対応していれば、希望条件に合う転職先も見つけやすくなります。
また、自分がより興味ある分野についての勉強や資格を取得することで、より将来の目標に近づける職場へ転職することも可能になるでしょう。
4:会社への貢献に必要なため
技術進歩の早いIT業界では、勤めているIT企業でも新しい技術を開発に取り入れているケースがあります。しかし、自社の開発に採用している技術を扱うことができなければ、エンジニアとして会社に貢献できなくなります。
エンジニアが会社に貢献するためにはスキルが武器になるため、常にスキルアップして新しい技術に対応できるようにしましょう。
5:キャリアアップに必要なため
IT業界は実力主義の世界であるため、エンジニアが今後キャリアアップしていくためにはスキルアップが必要不可欠です。
仕事と並行して新しい知識やスキルを身につけることにより、プログラマーからシステムエンジニアへ、さらにプロジェクトマネージャーやITコンサルタントなどへのキャリアアップも可能になるでしょう。
エンジニアがスキルアップする14個の方法
エンジニアとしてIT業界で活躍するためには、スキルアップは欠かせません。具体的なスキルアップには、どのような方法が考えられるのでしょうか。
ここでは、エンジニアがスキルアップする14の方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
1:毎日勉強する時間を決めておく
エンジニアとして、仕事をしながら勉強時間を確保することが難しいと感じることも多いでしょう。そのため、独学で勉強する場合は毎日の勉強時間をあらかじめ決めておくようにしましょう。
勉強時間を決めておけば学習を習慣化できるため、少しずつでも無理なく学習を進められるようになります。帰宅後の1時間程度でも、毎日の勉強時間として確保するようにしましょう。
>> エンジニアの勉強方法11パターン|あわせて身に付けたいスキルは?
2:目指す方向性をはっきりさせる
IT業界にはさまざまなキャリアプランが存在します。エンジニアとしてスキルアップを目指す場合、まずは自分が目指す方向性をはっきりさせる必要があります。
方向性を決めずにやみくもに勉強したとしても、自分の今後のキャリアには直接関係ないような分野にまで時間を掛けてしまうことになります。将来、自分がどの方面へ進みたいのかを明らかにしておきましょう。
3:IT業界の動向を把握しておく
前述のように、IT業界は進化のスピードが早く日々新しい技術が生まれているため、IT業界の動向を常に把握しておくことが重要です。
動向を把握しておけば、今後身につけておいた方が良い技術や知識の取捨選択がしやすくなるでしょう。また、自分の持つ技術が今後も使えるかどうかを判断したり、今後需要が増す技術を効率よく習得したりすることも可能になります。
4:事前に日程を決めてセミナーや勉強会を利用する
エンジニアのスキルアップの方法としては、セミナーや勉強会に参加する方法があります。エンジニア向けのセミナーや勉強会は、さまざまな団体や企業、コミュニティが実施しているため、事前に日程を決めて参加するのも良いでしょう。
このような集まりではさまざまな分野のエンジニアと交流できるため、人脈を作ったり刺激を受けたりすることもできるでしょう。
5:書籍を使って勉強する
エンジニアのスキルアップの方法としては、書籍を使って独学で勉強をする方法があります。プログラミング言語やITツールなど、スキルアップに役立つ書籍は多く販売されています。
そのため、自分が今後進みたい分野について書籍で勉強して、スキルアップを目指すことも可能です。ただし、いきなり上級者向けの内容に手を出すと途中で挫折してしまう可能性もあるため、自分のレベルに合った本を選ぶようにしましょう。
6:Web講座・動画で勉強する
書籍を使って、座学で勉強を進めるのが苦手という方もいるでしょう。そういった場合は、Web講座などの学習動画で勉強する方法もあります。
動画であればパソコンやスマホからいつでも視聴できるため、スクールなどに通学しなくても空いた時間に勉強できるというメリットがあります。また、書籍よりも短時間で気軽に学べるでしょう。
7:スキマ時間を活用する
忙しいエンジニアがまとまった勉強時間を確保し、スキルアップを目指すのは大変です。そのため、通勤や仕事の合間などのスキマ時間を活用するのがおすすめです。
毎日スキマ時間の10分や15分程度の時間でも、勉強を続けてみると良いでしょう。
8:資格を取得する
資格取得はエンジニアにおすすめのスキルアップ方法です。IT系の資格には、国家資格から民間資格までさまざまな種類がありますが、いずれも取得することで一定以上の知識やスキルの保有を証明することが可能になります。
資格によっては転職活動の際にも役立つため、どのような分野に進みたいのかを決めてから資格取得を目指すと良いでしょう。
9:エンジニアの交流を図る
エンジニアとしてスキルアップする方法として、エンジニア仲間と交流することも非常に有効です。エンジニア同士の横のつながりを作れば、新しい知識や技術を収集したり、解決が困難な問題を相談したりすることもできます。
また、1人での独学に限界を感じていても、エンジニアと交流することで刺激を受けて、勉強のモチベーションアップに繋げることもできるでしょう。
10:自宅で開発ができる環境の構築を行う
書籍などを使った勉強だけでは、物足りないという場合も多いでしょう。そういった場合は、自宅で開発できる環境構築を行うことで、実際に手を動かしながらスキルアップできるようになります。
自宅でもプログラミングができるようになれば、新しく挑戦する分野の技術も実際に試しながら習得できます。
11:マネジメント能力を伸ばす
エンジニアは複数人のプロジェクトチームで仕事をするため、チームの取りまとめを行う役職者にはマネジメント能力が求められます。そのため、エンジニアとしてスキルアップするには、マネジメント能力を伸ばすという方法があります。
マネジメント能力とは、プロジェクトの進行を管理し、プロジェクトを運営していく能力のことです。将来的に管理職を目指したい場合は、特にマネジメント能力を伸ばす努力を行うことが大切です。
12:コミュニケーション能力を伸ばす
エンジニアは1人で黙々と作業をするイメージもありますが、実際には複数人でチームを組んで協力しながら仕事を進めていきます。そのため、エンジニアのスキルアップにはコミュニケーション能力を伸ばすことも重要です。
特に規模の大きなプロジェクトになると、データベースやサーバーエンジニア、プログラミングを行うプログラマーなど、それぞれの専門分野を持つエンジニア同士が上手くコミュニケーションを取ることが重要になります。
>> エンジニアの上手なコミュニケーションの取り方14選|必要とされる要素とは
13:英語力を伸ばす
IT関係の最新情報は英語で発信されるケースが多いです。そのため、エンジニアがスキルアップするには英語力を伸ばす方法もあります。
英語力を身につけることにより、英語の新しい情報を手に入れやすくなります。また、外資系企業を希望する場合や、海外のエンジニアとの橋渡しを行うブリッジエンジニアを目指す場合にも、英語力が必要になります。
>> エンジニアが英語力を身に付けるメリットとは?レベル別の学習方法も紹介
14:能力がある指導者を探す
能力のある指導者を見つけることも、エンジニアのスキルアップに役立ちます。身近に経験豊富な優れたメンターがいれば、仕事の悩みを始めとしたさまざまな相談ができます。
また、メンターを目標にして勉強することも可能になるため、今後の方向性も決めやすくなるといったメリットがあります。
エンジニアを目指すための勉強方法のコツ11個
これからエンジニアを目指していきたいと考えている方もいるでしょう。そのような場合は、エンジニアに求められるスキルを効率的に習得することが大切です。
ここでは、エンジニアを目指すための勉強方法のコツを紹介していきますので、参考にしてください。
- 勉強計画は逆算して行う
- 復習やインプットしやすい時間を見つける
- やる気が出ないときは音読や録音して勉強する
- 参考書は出題範囲の把握と書かれた内容確認作業に分けて読む
- 仲間を作って勉強する
- 試験まで期間が短いときは解答を見ながら問題を解く
- モチベーション維持にはストップウォッチを使う
- 学習に入るまでの時間は長引かせない
- 覚えやすい情報がある参考書を選ぶ
- 全体像を把握してから学習する
- アウトプットを活用する
1:勉強計画は逆算して行う
資格取得を目指す場合は、試験日から逆算して勉強計画を立てると良いでしょう。長期間の勉強が必要な場合、スケジュールを立てずに勉強していると間に合わなくなる可能性もあります。
ゴール日が決まっている場合は、まずは長期的な計画を立て、そこから1ヵ月、1週間、1日の計画に細かく分けていきましょう。やらなければならない内容が決まっていれば、学習も計画的に進められます。
2:復習やインプットしやすい時間を見つける
人の脳は、朝目が覚めてからの約3時間が1日のうちでも集中力が高まる時間だと言われています。また、眠っている間に記憶が整理されると言われていることから、暗記を行う場合は眠る前の夜の時間が適しているでしょう。
そのため、復習やインプットなどに適したこれらの時間帯に勉強すると良いでしょう。無理に長い時間勉強するよりも、時間帯を決めてメリハリをつけて勉強すると効率的です。
出典:睡眠と記憶の関係性|わかまつ呼吸器内科クリニック
参照:https://www.wakamatsu-cl.com/wp_knowledge/kioku/
3:やる気が出ないときは音読や録音して勉強する
毎日勉強していると、どうしてもやる気が出ない日もあるでしょう。そういった場合は、学習内容を音読したり、音読した内容を録音してスキマ時間に聞いたりするのがおすすめです。
最初はやる気が起きなくても、本を読んでみることでだんだんとやる気が引き出されていくこともあるでしょう。音読することで記憶にも残りやすくなるため、やる気が起きない日の学習スケジュールとして取り入れてみてください。
4:参考書は出題範囲の把握と書かれた内容確認作業に分けて読む
同じ参考書を複数回読み、出題範囲の把握と内容確認に分けてみましょう。まずは、3回程度参考書の内容を読んで出題範囲を把握したら再び4回程度読み、参考書のどこに何が書かれているのかを確認します。
このように、出題範囲の把握と内容確認に分けて複数回読むことにより、内容に対する理解度が上がり、効率的に暗記できるようになります。
5:仲間を作って勉強する
1人で勉強を続けるのは、モチベーション維持が大変です。そのような場合は、集中できるように勉強仲間を作って勉強するのがおすすめです。
一緒に勉強する仲間がいれば勉強に対するモチベーションも上がるため、1人で独学するよりも勉強しやすくなります。同じように資格勉強などをしている人がいる場合は、時間を合わせて同じ空間で勉強すると良いでしょう。
6:試験まで期間が短いときは解答を見ながら問題を解く
資格試験までの時間が短い場合など、十分な勉強期間が確保できない場合は、解答を見ながら勉強するのがおすすめです。使用する問題集は1冊にし、解答を見ながら問題を解いていきましょう。
また、問題を読むだけで解けたものや次から自分で解けるものと、解説を読まないと解けなかったものに分けて印を付けましょう。さらに繰り返し問題を解き、問題を読むだけで解けるものを増やしていくことで、効率よく理解を深められます。
7:モチベーション維持にはストップウォッチを使う
ストップウォッチを使って毎日時間を計る癖をつけることで、勉強に対するモチベーションを維持しやすくなります。勉強時間だけでなく、睡眠時間や勉強の合間の時間をストップウォッチで計り、記録しておきましょう。
計った時間を記録することで、だんだんと勉強することがゲーム感覚になり、モチベーションを維持しながら勉強を続けられるようになるでしょう。
8:学習に入るまでの時間は長引かせない
いざ勉強を始めれば集中できるのに、学習に入るまでに時間がかかるという人も多いでしょう。そういった場合は、学習用のアプリやツールなどを活用して、学習に入るまでの時間を長引かせないように工夫するのがおすすめです。
近年では勉強時間の管理などに役立つアプリも多いため、アプリを使って勉強を始めるまでの時間を短縮するようにしましょう。
9:覚えやすい情報がある参考書を選ぶ
エンジニアの勉強に役立つ参考書には、初心者向けから上級者向けまでさまざまな種類があるため、参考書選びも勉強を進めていく上で重要なポイントだと言えます。
参考書は内容もチェックして、覚えやすい情報があるものを選ぶようにしましょう。
10:全体像を把握してから学習する
参考書や問題集を使って勉強する場合、全体像を確認せずに最初の章から順番に進めていくのは非効率的です。まずは目次をチェックし、参考書の全体像を把握してから学習をスタートするようにしましょう。
全体像を把握できていれば、その参考書のどの部分が資格試験で重要になるのかや、内容同士の関連性などもわかりやすくなります。
11:アウトプットを活用する
知識をインプットするだけでなく、アウトプットを活用して学習を進めましょう。知識は誰かに説明したり、ブログなどを使ってアウトプットしたりすることによって、記憶として定着しやすくなります。
アウトプットが上手くできない場合は、しっかりと自分のものになっていないと言えるため、インプットとアウトプットを繰り返して理解を深めるようにしましょう。
エンジニアのスキルアップのために勉強する際の注意点3個
エンジニアとしてのスキルアップを目指して勉強する場合、いくつか気を付けなければならないポイントもあります。
ここでは最後に、エンジニアのスキルアップのために勉強する際の注意点を紹介しますので、参考にしてください。
1:自分に合う方法で勉強する
勉強方法には、参考書や問題集などの書籍を使う方法や学習サイトを使う方法、実際に手を動かす方法など、さまざまな種類があります。忙しい時間の合間を縫って効率的に学習を進めるには、自分に合った勉強方法で勉強を進める必要があります。
2:言語は低い難易度のものから勉強する
プログラミング言語にはさまざまな種類があり、それぞれ難易度も異なります。最初から高難易度の言語を勉強しようとすると途中で挫折してしまうリスクも高いため、まずは難易度の低いものから習得すると良いでしょう。
たとえば、PHPやRubyなどは比較的難易度が低いプログラミング言語だと言われているため、まずはこれらの言語から学んでみるのがおすすめです。
3:分野について全体的に理解してから書籍を活用する
これからエンジニアを目指す場合には、新しい分野の勉強を始めようとする際、ほとんど知識がない状態で書籍を読んでも頭に入りにくいでしょう。まずは、動画などを使ってその分野について大まかに理解してから、書籍を利用するのがおすすめです。
学習サイトの中には短い動画で学べるサイトもあるため、そのようなサイトを利用し内容についてざっくりと理解した上で、本格的な学習に入りましょう。
エンジニアとしてスキルアップを目指そう
IT業界は他の業界に比べて技術の進化が早いため、エンジニアは常にスキルアップを行うことが重要です。スキルアップする努力を怠れば、すぐに技術が追い付かなくなってしまうでしょう。
ぜひ、本記事で紹介したエンジニアがスキルアップする必要性やスキルアップする方法、エンジニアを目指すための勉強方法などを参考に、新しい知識や技術を身につけてIT業界の第一線で活躍できるエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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