Web系エンジニアがよく用いるプログラミング言語8つ|学習方法も解説
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Web系エンジニアにはどのようなプログラミング言語が必要?
IT業界の職種の中でも、Web系エンジニアは非常に高い人気があります。Web系エンジニアの仕事は、WebアプリケーションやWeb上で動作するシステムを開発することですが、具体的にどのようなプログラミング言語のスキルが必要なのでしょうか。
本記事では、Web系エンジニアがよく用いるプログラミング言語や言語を選ぶポイントなどをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
Web系エンジニアがよく用いるプログラミング言語8つ
Web系エンジニアを目指してプログラミングスキルを身につけたいと考えている場合は、まずは言語選びが重要なポイントになります。Web系エンジニアが業務で用いるプログラミング言語には、「HTML」「CSS」「JavaScript」などの種類があります。
ここではWeb系エンジニアがよく用いるプログラミング言語を紹介していきます。
1:HTML
HTMLとは「HyperText Markup Language」の略で、Webページの文章を構造化するために使用される言語です。厳密にはマークアップ言語と呼ばれる言語で、プログラミング言語とは異なります。
HTMLは、インターネット上にあるほぼすべてのホームページやブログサイトなどの制作に使用されています。なお、Web系エンジニアとしてWebサイトを構築する場合は、HTMLだけでなく後述するCSSやJavaScriptもあわせて習得する必要があるでしょう。
2:CSS
CSSとは「Cascading Style Sheets」の略で、Webページのスタイルを指定するために使用される言語です。厳密にはスタイルシート言語と呼ばれているため、プログラミング言語とは異なるでしょう。
CSSは、Webページのデザイン設定などに用いられるもので、HTMLと組み合わせて使用します。HTMLには構造を定義する役割があり、CSSにはWebページをどのように装飾するのかを指定する役割があります。
3:JavaScript
JavaScriptは、Webページに動きをつけるプログラミング言語です。ポップアップ表示やアニメーションなど、動的な要素を持つWebサイトの制作には必要な言語となっています。
HTMLとCSSだけでもWebサイトは構築できますが、デザイン性などを高めるにはJavaScriptを組み合わせる必要があります。また、他にもWebアプリの開発にも用いられているため、Web系エンジニアとして押さえておかなければならない言語と言えるでしょう。
4:Ruby
Rubyは、日本人が開発したプログラミング言語です。エンジニアが楽しくプログラミングできるように考えて開発された言語となっているため、書きやすく読みやすいという特徴があります。
また、開発を効率的にできる「Ruby on Rails」というフレームワークが用意されており、Webアプリケーションの開発も効率的に行えます。日本生まれのRubyは日本語の情報も手に入りやすいため、初心者でも学びやすいでしょう。
5:Go
Goは、Googleが開発したプログラミング言語です。もともとはGoogle内でのプログラミング環境の改善を目的に開発されました。
GoはWebサーバーやマルチプラットフォームのWebアプリケーション開発などに使用されており、コンパイラ言語ではありますが記述はシンプルという特徴があります。そのため、他のコンパイラ言語よりも学習のハードルが低いと言えるでしょう。
6:PHP
PHPは、Webサイト制作などのWeb系に特化したプログラミング言語です。サーバーサイドの開発に用いられるスクリプト言語で、ECサイトやブログ、SNSなどの開発も可能でしょう。
また、世界的なシェアを獲得しているCMSであるWordPressにも使用されており、PHPの案件の中にはWordPressに関連した案件も多いです。そのため、Web系エンジニアとしては押さえておきたい言語でしょう。
7:Java
Javaは、高い汎用性を持つプログラミング言語です。特に大規模システム開発に用いられることの多い言語ですが、他にもWebアプリケーションや業務系システム、OS、Androidアプリ開発などさまざまな分野で採用されています。
学習コストは高めですが、大きなシェアを獲得している言語のため、エンジニアを目指す場合におすすめです。
8:Python
Pythonは、近年では人工知能や機械学習などのさまざまな分野で注目を集めているプログラミング言語です。Pythonも汎用性の高い言語で、人工知能やデータ処理、Webアプリケーション、デスクトップアプリケーション、ブロックチェーン開発など多くの分野で活用されています。
Pythonはコードがシンプルになっており、読み書きがしやすいことから初心者にも学びやすい言語です。Pythonを習得すれば、需要が拡大しているAIエンジニアなども目指すことができるでしょう。
習得するプログラミング言語を選ぶ際のポイント5つ
ここまで紹介したように、Web系エンジニアがよく用いる言語としてさまざまなプログラミング言語が選択肢に入ります。そのため、Web系エンジニアを目指す場合は、まずはどのプログラミング言語を学ぶのか選択する必要があります。
ここでは習得するプログラミング言語を選ぶ際のポイントについて解説していきます。
1:自分が学べる難易度のものを選ぶ
プログラミング言語には非常に多くの種類があり、それぞれ習得難易度も異なっています。そのため、プログラミング自体が初めてという場合は特に自分が学べる難易度の言語を選ぶことが大切です。
いきなり難易度の高い言語を選んでしまうと途中で挫折してしまうリスクが高いため、まずは自分が学びやすい言語を習得し、必要に応じて他の言語の習得を目指すことをおすすめします。
初心者でも学びやすい言語としては、HTMLやCSS、JavaScript、Ruby、PHP、Pythonなどが挙げられます。
2:学びたい言語のニーズを調べる
市場のニーズをチェックして、ニーズの高い言語を習得することも大切です。ニーズの高い言語であれば求人も多く出ているため、Web系エンジニアとして活躍できる場も増えます。
また、ニーズの高い言語であれば自分で仕事を選べるだけでなく、年収も高くなる可能性があります。特に需要に対してエンジニアの供給が足りていないような言語は狙い目だと言えるでしょう。
3:「フロントエンド」と「バックエンド」どちらの仕事をしたいか考える
Web系の開発は、ユーザーが直接目にするフロントエンドと裏方となるバックエンドの開発にわかれます。
言語によってもフロントエンドの開発に用いられるものとバックエンドの開発に用いられるものとがあるため、どちらの仕事に携わりたいのかによっても言語を選択できるでしょう。
フロントエンドであればHTML、CSS、JavaScript、バックエンドであればJava、Python、PHP、Rubyなどが該当するため、自分がどちらの仕事をしたいのか考えて選ぶことをおすすめします。
4:自分が作りたいシステムが作れる言語を選ぶ
プログラミング言語によって開発できるものにも違いがあるため、自分が作りたいシステムに合わせて言語を選ぶこともできます。
たとえば、Javaであれば大規模システムやWebサイト、Androidアプリなど幅広い開発に対応できるでしょう。また、PHPであればWebサイトやSNSなどに専門特化しているなどの違いがあります。
5:行きたい企業ではどのようなスキルが求められているか調べる
自分が希望している企業で必要になるプログラミング言語を学ぶのもおすすめです。企業の求人や事業内容を確認すれば、求められているスキルが分かるでしょう。
行きたい企業がはっきりしている場合は、その企業で必要になる言語を学びましょう。
プログラミング言語を習得してWeb系エンジニアになる方法4つ
習得するプログラミング言語が決まったら、習得に向けて勉強を始めましょう。プログラミング言語の習得には多くの時間が必要になりますが、自分に合った勉強方法を選択すれば効率的にスキルを習得できるでしょう。
ここではプログラミング言語を習得してWeb系エンジニアになる方法をご紹介します。
1:書籍で勉強する
プログラミング言語を独学で習得する場合、書籍での勉強はスタンダードな方法と言えます。書籍であればプログラミングについて学ぶべき知識が体系的にまとまっているため、基礎的な知識をしっかりと身につけることができます。
書籍を利用する場合は、自分のレベルに合った内容のものを選ぶことが大切でしょう。
2:自分でWebサイトを作ってみる
ある程度プログラミングのスキルを身につけたら、実際にWebサイトを作ってみましょう。Webサイトの制作にはHTML、CSS、JavaScriptという3種類の言語のスキルが必要になるため、より実践的なスキルが身につきます。
どれもWeb系エンジニアには必要な言語となるため、Webサイト制作を通してスキルを磨きましょう。
3:プログラミングスクールで学ぶ
プログラミングスクールであれば専門のカリキュラムに沿ってプロの講師に指導してもらうことができます。そのため、効率的かつ短期間でプログラミングスキルを身につけることができるでしょう。
プログラミング言語の学習には長い時間がかかるため、途中で挫折する人も多いですが、スクールであればモチベーションを保ちながら学習を続けられるでしょう。
>> 無料体験・カウンセリングがあるプログラミングスクール12選!メリットも解説
4:元からあるプログラムを写して学習する
既存のプログラムのコードを写して勉強するという方法もあります。実際に使われているコードを写していくことで、コードの知識も増えていきます。
また、自分でコードを書く力も身についていくため、実践的なスキルを習得できるでしょう。ただし、ある程度プログラミングに関する知識を習得してから実践するのがおすすめです。
経験者は他の言語の習得を目指すのもおすすめ
プログラミング経験者であれば、本記事で紹介した言語以外の言語を習得するのもおすすめです。たとえば、C言語やC#なども需要が非常に高い言語であるため、習得すればWeb系以外の開発にも幅広く対応できるエンジニアになれます。
また、C言語は難易度が高いため、習得できれば他の言語にも応用できるでしょう。
Web系エンジニアになるために必要な能力3つ
Web系エンジニアには、プログラミング言語のスキル以外にもコミュニケーション能力や問題解決能力、情報収集能力などが必要になります。
ここでは最後に、Web系エンジニアになるために必要な能力を紹介していきます。
1:周囲と円滑にコミュニケーションが取れる能力
エンジニアの仕事は黙々とプログラムを組むというイメージを持っている方も多いでしょうが、実際には複数人で分業して作業を進めるケースが多いです。
Web系エンジニアの場合も基本的にチームメンバーと協力しながら仕事をすることになるため、円滑に作業を進めるためのコミュニケーション能力が必要になるでしょう。
>> エンジニアの上手なコミュニケーションの取り方14選|必要とされる要素とは
2:自ら課題を解決できる能力
Web系エンジニアとして仕事をしていると、プログラムの中に潜むバグを何度も見つけることになります。また、見つけたバグを修正して検証し、また修正しては検証していくことになるため、Web系エンジニアには課題を解決できる能力が必要になります。
また、クライアントの抱える課題を解決するためにも、原因を一つ一つクリアして解決していく能力は必要です。
3:新しい情報を仕入れることができる能力
IT業界は基本的に技術革新のスピードが速いですが、特にWeb系は日々新しい技術が生まれています。そのため、Web系エンジニアとして仕事をする場合は、新しい情報を収集できる能力が必要になります。
必要に応じて新しい情報に適切にアクセスできれば、Web系エンジニアとしても活躍できるでしょう。
Web系エンジニアになるために自分の目的に合ったプログラミング言語を学ぼう
Web系エンジニアになるにはさまざまなプログラミング言語の選択肢があります。
ぜひ本記事で紹介したWeb系エンジニアがよく用いるプログラミング言語やプログラミング言語を選ぶ際のポイントなどを参考に、目的に合ったプログラミング言語を習得してWeb系エンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。
【著者】
東京ITカレッジで講師をしています。
Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。Workteria(旧 Works)ではみなさまのお役に立つ情報を発信しています。
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