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エンジニアの面接で聞かれやすい24の質問|対策のポイントもあわせて解説

  • 公開日:2022-02-28 21:22:38
  • 最終更新日:2022-09-27 14:13:23
エンジニアの面接で聞かれやすい24の質問|対策のポイントもあわせて解説

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エンジニアが受ける面接の仕組み

パソコン

エンジニアの面接では、「構造化面接」が行われている可能性があります。


構造化面接とは、同じ質問を複数のエンジニアにして、採点をすることです。複数の質問例・回答例があるため、質問集を見て答えを用意し、練習しておくと良いでしょう。


一般的に一次面接と二次面接に分かれており、自己紹介や志望動機・キャリアプランなど、聞かれることが決められている場合があります。

業界別から見る面接官が重視していること4つ

面接

ここでは、業界別に面接官が新卒・第二新卒などの面接で重視していることを紹介します。


大手IT外資企業に就職する場合は、開発後の長期的な流れを把握できているかが見られる傾向にあります。一方、Webサービス企業に就職する場合、コミュニケーションスキルや納品のスピード感が求められるでしょう。


各業界が、エンジニアに求める能力について詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

1:メーカー・ソフトウェア・プラットフォームの場合

メーカーやソフトウェア、プラットフォームの面接では、長期的な視点を持っているかが重要視されやすいと言われています。


たとえば、サービスを運用する際に使いやすいよう設計できるか、他の社員が引き継いでも理解しやすいように設計できるかが確認されます。

2:Webサービスの場合

Webサービスを提供する企業の場合、メーカーよりもスピード感が求められやすいでしょう。これは、素早くシステムやソフトウェアを開発する業務を担っているからです。


Webサービス以外にもスピード感が求められることが予想される企業の場合、就職・転職する際には、効率的に仕事を行える点を長所として挙げていきましょう。

3:ITコンサルティングの場合

ITコンサルティングを行う企業に就職する場合、論理的思考力・問題解決力が重要視されやすいでしょう。業界内の知識を有していること、ストレス耐性があることも大切なポイントです。体力や精神力をアピールすることもおすすめだと言えます。

4:SIer・ベンダーの場合

SIerやベンダーでは、顧客と折衝をしたり、管理したりする能力が求められます。そして、二次受けのSIer・ベンダーでは、スピード感を持って仕事ができ、自走できる能力も必要になるでしょう。

>> SIer(エスアイヤー)の仕事内容とは?求められる能力についても詳しく解説


ストレス下でも、エンジニアとしての仕事を正確に行う適性も大切です。

エンジニアの面接で聞かれやすい24の質問

パソコンを使う人

ここでは、エンジニアの面接で聞かれやすい質問24選を紹介します。


志望動機や自己PRを述べる際は、結論ファーストを意識しましょう。自分ならどのように回答するかをイメージしながら読み進めてみてください。

1:志望動機についての質問

志望動機について質問された際は、自身の目標を伝えるだけでなく、なぜその企業が魅力的だと感じるのかを伝えます。


くわえて、今後のキャリアプランを踏まえ、志望先企業で働きたいと思った理由を述べていきましょう。インターンの経験があるとより熱意が伝わりやすくなります。

2:自己PRについての質問

自己PRをする際は、関連業務の経験年数と実績を具体的に伝えましょう。PythonやJavaなどを含む使用言語と業務に付随して、使用年数を伝えることも大切です。

>> エンジニアの自己PRの書き方は?ポイントと20個の例文をあわせて紹介


メールにポートフォリオのファイルを添付し、送信をお願いされる場合もあるため、ポートフォリオサイトを一目見て実績が確認できるように工夫しましょう。

3:転職を希望する理由についての質問

転職を希望する理由は、ポジティブなものを選びましょう。「前職の労働時間が長すぎたから」「前職では嫌な上司がいたから」といったネガティブな退職理由を述べてしまうと、敬遠される可能性があります。

>> エンジニアの転職理由とは?面接での上手な伝え方や回答例もあわせて紹介


「残業が多いのが嫌だから」といった理由もできるだけ控えましょう。

4:転職回数の多さについての質問

転職回数が多いことを指摘された場合も、キャリアプランにあわせて説明しましょう。言い訳に聞こえるのは望ましくないため、「今回を最後の転職にしたい」「御社で長く働きたい」という思いを強調するのも1つの方法です。


3ヶ月程度で転職している場合、面接官から怪しまれてしまう可能性があります。はっきりと長期的に働く意思をアピールすることで、熱意を伝えていきましょう。

5:前職へ入社した理由についての質問

前職へ入社した理由について質問された際も、嘘の内容ではなく、ポジティブな理由を述べることをおすすめします。たとえば「Pythonを用いた開発経験を積みたいと思った」と伝える方法があります。

6:得意な業務についての質問

得意な業務に関する質問に答える前に、企業が求める能力を把握する必要があります。これは、ITメーカーやコンサルティング会社、サービス会社などによって必要な能力が異なるためです。


Pythonの開発が得意な人物を求めている場合は、過去にPythonを用いてゲームを作成した経験をアピールすると良いでしょう。


ストレス耐性がある人を求めている場合、フリーランスとして納期が短い案件に応募し、キャンセルや辞退することなく業務を遂行した経験をアピールしていきます。

7:希望年収についての質問

希望年収について聞かれた場合は、現在の年収と同等か、それ以上を希望する旨を伝えると良いでしょう。


その際、基本は「御社の規定に従う」という点を伝えることも大切です。企業の規定に従う姿勢を見せることで、謙虚さをアピールできるでしょう。

8:長所と短所についての質問

自己PRとは別に、長所と短所について質問されることもあります。長所と短所には一貫性を持たせてください。


たとえば、長所が「思慮深い」であった場合、短所は「深く考えすぎる」とも捉えることができるでしょう。そして、短所に対して改善を試みている事実もくわえてみてください。

9:正社員以外の形態から正社員へ応募した理由についての質問

アルバイトや契約社員といった正社員以外から正社員へ応募する場合、「これまでの経験を、より大きなプロジェクトで活かしたいと思った」「企業の影響力を実感した」といった点を伝えると良いでしょう。


フリーランスから転職する場合は、長く働いてくれるかという点を企業は評価している可能性があるため、長期的に働きたいという意気込みを伝えていきましょう。

10:言語・フレームワーク・ツールの経験についての質問

言語やフレームワーク、ツールの使用経験について質問された場合は、それぞれの理解度や経験年数を伝えましょう。


RubyJavaPython、C#などといった使用言語にくわえて、それらの経験年数を伝えます。PythonやJavaScriptといった言語の経験は、アプリケーションやシステムの開発に役に立つ可能性が高いでしょう。AtomやCodeWarsといったツールが使えることも、強みであると言えます。

11:担当したプロジェクト内容についての質問

面接の終盤では、職務経歴書に記載した過去のプロジェクト内容について聞かれることがあります。プロジェクトで行った内容と得られた結果について詳しく解説しましょう。


たとえば、ベンチャー企業のシステムを運用するプロジェクトにて、コーディングの基本ルールを整えた経験をアピールできます。

12:担当した開発サービスの進め方についての質問

過去の開発したサービスの進め方について質問された場合、企画書から詳細設計書の作成までを説明すると良いでしょう。内部の設計方法や実装に関する説明も必要です。


サービス開発のプロジェクトリーダーを務めていた場合は、どのように業務を割り当てていたのかについても説明しましょう。その際、プロジェクトだけではなく、開発サービスの進め方について体系的に伝えていきます。

13:担当していたサービス規模についての質問

担当サービスの規模について質問された際は、大企業のサービスを担当していたのか、ベンチャー企業のサービスを担当していたのかを答えましょう。サービスの規模によって、業務のスピード感が異なるからです。

14:これまでの経験を自社にどう活用するかについての質問

これまでの経験の活かし方について聞かれた際は、コンサルティングやメーカーといった異なる企業の特徴にあわせて回答しましょう。


SIerならば、顧客の課題を解決した経験を活かして、プロジェクトのチームを率いていく点を伝えていきます。

15:外部折衝の経験についての質問

交渉や取引といった外部折衝の経験について質問されることもあります。外部の組織と交渉をして意思決定に至った経験があれば、話せるようにしておきましょう。


実際の経験から、どのようなことを日頃から意識しているか、問題に対してどのように対処していくのかを評価されるでしょう。

16:失敗経験やその対処法についての質問

失敗経験やその対処法について質問された場合、失敗経験から何を学び、どのように改善したか話せるよう、準備が必要です。成長したと感じられるエピソードがないか、思い返してみましょう。


特に失敗経験がないという方は、目標に向けて一生懸命努力したエピソードを話すのも良いでしょう。目標に向かう途中でどのような困難に直面したかを話すことで、成長の過程を伝えることができます。

17:リーダー経験の有無についての質問

プロジェクトなどのリーダー経験の有無についても、回答を準備しておきましょう。面接官は、役職名ではなく経験を通して学んだことに興味があります。


そのため、どのような経緯でリーダーを務めたのか、リーダー経験を通して何を学んだのかをまとめておきましょう。

18:自社サービスに改善点があるかについての質問

自社サービスに改善点があるかを聞かれる場合もあります。改善点の例としては、サービスの認知度が低いことが挙げられるでしょう。


「特に課題はない」「これから探していきたい」といったことを述べるのは控えましょう。実際にサービスを使用してみて、どのようなターゲット層に適していると感じたかを述べることをおすすめします。

19:キャリアプランの考え方についての質問

キャリアプランの考え方について質問された場合、その企業で将来やりたいことを伝えてみましょう。「マネージャーになって〇〇のプロジェクトを率いていきたい」といったように具体的に回答するのがポイントです。


将来独立を考えている方は、その旨を面接官に伝えない方が良い場合があります。「ただの踏み台」だと思われてしまう可能性があるからです。就職先の企業で長く活躍したい意思をアピールしてください。

20:最新技術に対する関心の高さについての質問

最新技術に対する質問があった場合、最新技術への高い関心もアピールしていきましょう。コラムや新聞を読んだり、ニュースサイトを閲覧したり、日頃から行っている知識のアップデートを具体的に伝えていきます。

21:面接者の将来のエンジニア像についての質問

将来のエンジニア像について聞かれた場合、どのような課題を解決していきたいかについて説明しましょう。たとえば、「身近にいる人の課題を解決したい」「顧客の要望をしっかり汲み取るエンジニアになりたい」といった回答が挙げられます。


前職で直面した問題とあわせて説明することで、具体的な内容となるでしょう。その際には、結論ファーストで伝えるように意識してみてください。

22:他社の選考状況についての質問

他社の選考状況について聞かれたときには、十分に注意しましょう。


他社の選考に残っていることが採用担当者に知られると「志望度が低いのではないか」と思われる恐れがあるためです。この点を留意して、事前に回答を用意しておきましょう。

23:入社可能時期についての質問

入社可能時期は、目安として2~3ヶ月以内が考えられますが、もし早い段階で入社できる場合には、その旨を伝えましょう。働く意欲が採用担当者に伝わりやすくなるからです。


現在、会社に勤めていない場合、「明日からでも勤務可能」であることを伝えましょう。急募の求人枠では、即戦力としての活躍が期待されやすくなります。

24:逆に聞きたいことがあるかについての質問

面接の最後には、逆に疑問点について確認することができます。面接官の意見を聞いたり、準備事項について確認できたりする良い機会と言えるでしょう。

>> SEの面接でおすすめの逆質問30選|求められる理由やポイントを紹介


たとえば、面接官本人の仕事に取り組む姿勢について質問したり、入社までに必要な準備について確認できたりします。

エンジニアが把握したい面接対策のポイント8つ

パソコンを使う人

転職理由や志望動機をキャリアプランと関連させることで、全体の受け答えに一貫性を保つことができるでしょう。


履歴書を確認して伝えたいことをメモにまとめ、話に相違がないように注意してください。面接の中で矛盾があると、信用が失われてしまう可能性があります。

  • 転職理由や志望動機をキャリアプランに関連付ける
  • 受け答えに一貫性を持たせる
  • 具体的なエピソードを交える
  • 具体的な質問には回答で数値を示す
  • 主体性と将来性を強調する
  • 有効な逆質問を行う
  • 新卒採用ページを参考にする
  • 声に出して練習しておく

1:転職理由や志望動機をキャリアプランに関連付ける

転職理由や志望動機をキャリアプランに関連付けることで、話の一貫性を保ちやすくなります。


転職理由を述べる際は、「今の企業ではキャリアプランを実現できない」理由についても触れてみましょう。転職先企業でしかできないことに目を向けて、キャリアプランを強化させます。

2:受け答えに一貫性を持たせる

面接では受け答えに一貫性を持たせて、内容に相違がないようにしましょう。


たとえば、自分の強みとして「行動力がある」点を挙げた場合、弱みは「思慮深いところ」ではなく「考える前に行動してしまうところ」を挙げることができます。受け答えに一貫性があり、誠実な印象を与えられるでしょう。

3:具体的なエピソードを交える

面接では、過去の実務経験の中から具体的なエピソードを選んで話しましょう。


前職で営業として働いていた場合、顧客の方からのクレームを受けたエピソードについて話すことができます。そして、それを通して何を考え、何を学んだかについても伝えていきましょう。

4:具体的な質問には回答で数値を示す

具体的な質問をされたり、自己PRで過去の実績を示したりする際は、明確な数値を意識してみてください。たとえば、「14名のエンジニアチームのリーダーとして、作業効率を10%改善させた」という実績は面接官の印象に残りやすいでしょう。

5:主体性と将来性を強調する

面接では、主体性と将来のキャリアプランが明確にあるということを強調しましょう。誰かから指示を受けるのではなく、自ら考えて動くことができる人物は主体性が高いと言えます。また、将来の展望を明確にして、面接で述べられるようにすることをおすすめします。

6:有効な逆質問を行う

面接の最後には、有効な逆質問を行いましょう。


たとえば、面接官の方が仕事をする上で、重要だと考えるポイントについて聞いてみると良いでしょう。また、入社までに必要な準備について質問することで、ダウンロードすべきソフトや予習するべき開発言語を把握できます。給与や残業に関する質問は避けましょう。

7:新卒採用ページを参考にする

新卒採用のページを参考にして、企業が求める人物像や各種採用イベントを確認することができます。


たとえば、ある企業の新卒採用ページでは、新卒エンジニアコースのページが設けられており、選考情報やインターンシップの情報が掲載されています。会社概要では、代表のメッセージや経営理念、将来に対するビジョンについても確認できます。


このように、新卒採用ページや企業のホームページを閲覧して、企業に関する最新情報を見つけていくことが大切です。

8:声に出して練習しておく

面接の練習は声に出して行いましょう。一緒に練習できる相手がいる場合は、回答を聞いてもらうことができます。話すスピードや、回答の長さを意識しましょう。


また、1つ1つの質問に対する回答が目安として2分を超えている場合、簡潔に話せるようにやり直しましょう。

エンジニアにおける面接の対策方法を押さえよう

サラリーマン

エンジニアの面接における対策について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。


面接の際は、なるべく簡潔に、結論ファーストで話すことを意識すると良いでしょう。過去の経験をアピールする場合、行動に移した理由から結果までを具体的に述べるようにしてください。


エンジニアの面接でよく聞かれることを把握して、回答を準備しておきましょう。


【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

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