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エンジニアの自己PRの書き方を紹介!職務経歴書作成に役立つ10種類の例文

  • 公開日:2021-12-02 13:45:11
  • 最終更新日:2022-09-16 10:21:56
エンジニアの自己PRの書き方を紹介!職務経歴書作成に役立つ10種類の例文

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職務経歴書にエンジニアの自己PRを書くコツは?

パソコン

エンジニアの転職に必要なのが職務経歴書です。職務経歴書には様々な項目がありますが、その中でも「自己PR」は採用担当者が特に注目する項目になります。


ライバルとの違いを明らかにできるポイントでもあるため、しっかりと自分の強みをアピールすることが自己PRを書くコツです。ただし、効果的な書き方を理解しておかないと、的外れな自己PRとなってしまいます。


この記事ではエンジニアの職種別に自己PR例文と書き方のコツを具体的に解説します。書き方のコツを理解しておけば、自分らしさをアピールできるオリジナルの自己PRを書くことができるでしょう。

転職の際に役立つエンジニア職10種類の自己PRの例文

パソコンを使う人

採用担当者にアピールする自己PRを書くには、職種の概要を理解した上で自分の強みを伝えることが大切です。また、効率的に自己PRの書き方をマスターするには、職種別に例文を確認しておきましょう。

>> エンジニアの自己PRの書き方は?ポイントと20個の例文をあわせて紹介

ただし、例文の丸写しは逆効果です。あくまでも例文は参考にとどめ、自分の言葉でオリジナリティが溢れる自己PRを書くことを心掛けましょう。ここでは、エンジニアの職種別に自己PRの例文を紹介します。

1:WEBサービス系エンジニアの例文

WEBサービス系エンジニアとして3年間の実務経験があります。この間、最新技術を導入した利便性の高いサイトを構築するため、IT関連のトレンドやビジネスに関する情報収集を日課としてきました。


エンジニア向けの研修にも数多く参加し、サイトや書籍からでは習得できない技術の習得に努めています。また、習得した技術は社内のメンバーと共有しチーム全体のスキルアップに努めてきました。


サービスの開発業務を行うにあたっては利用者の利便性を考え、紹介するサービスの拡大が実現するために必要なことを考えながら、システム構築・改修、運用に取り組んでいます。

書き方の解説

WEBサービス系エンジニアに求められるのはシステム構築の専門知識や設計に対する理解力、コミュニケーション能力です。


したがって、自己PRにはシステム構築に必要な専門知識をどうやって習得しているのか、また習得したスキルをどう活かしているのかを書きましょう。


また、さらにチームで習得した専門知識を共有していることを盛り込むと、あなたのリーダーシップ・コミュニケーション能力をアピールすることが可能です。

2:サーバー・データベースエンジニアの例文

私はサーバー・データベースエンジニアとして上流から下流まで、ありとあらゆるプロジェクトに携わってきました。企業におけるデータベースは、経営に直結する極めて重要なものであるとの認識から、顧客からの要請にはスピーディーに応えることを徹底しています。


また、トラブル対応においては初動対応や原因分析の結果をメンバー間で共有し、再演防止に努めてきました。顧客からのクレームにも真摯に応えることで、信頼を勝ち取ってきた自負があります。その結果、指名でのトラブル解決依頼も増えました。

書き方の解説

サーバーデータベースエンジニアは、データ管理に関するシステムの構築に加え、トラブル対応にも迅速に対応する役割を担っています。とりわけ、データベースは企業の経営に直結することから、クライアントからの要望も厳しくなるのが実態です。


自己PRでは、クライアントとのコミュニケーションを図る上で注意している点やトラブル対応時の対応方法などを明記すると良いでしょう。

3:システムエンジニアの例文

私は前職において金融業界の営業支援システムの導入にあたって、クライアントへのヒアリング・要件定義・設計を担当しました。


クライアントにおける営業部門と事務部門の連携を向上させることをテーマに効率的にPDCAサイクルを回せるシステム環境を構築しています。


要件定義の段階では両部門の要望を調整しつつ、互いが納得できる折衷案を提示することで利便性の高いシステムを提供しました。その結果、導入後は顧客の営業生産性を前年比15%にアップさせることに成功しています。

書き方の解説

システムエンジニアの自己PRでは、クライアントからのヒアリング能力・知識力・プログラミング技術をアピールしましょう。具体的な書き方としては、自身が経験してきたプロジェクトにおいて、どうクライアントと接してきたかを明記します。


さらに、構築したシステムによってどういった効果があったのか、「具体的な数値」でアピールすると説得力を持たせることが可能です。

4:ネットワークエンジニアの例文

私は総合商社におけるネットワーク環境の構築に関するプロジェクトにおいて、クライアントからの要件定義を担当した経験があります。


既存のシステムでは各部門において使用する環境に違いがあり、操作性に不満が出ていることが課題であったため共通フォーマットでの展開を提案しました。


また、コスト面での不安を解消するため優先度が低いサーバをシングル構成にすることを提案し、セキュリティ・操作性を含めクライアントの要望に応えるネットワーク環境を提供しています。

書き方の解説

ネットワークエンジニアに求められるのは、円滑なネットワーク構築に関するスキルに加えて、セキュリティ・仮想化技術・クラウドコンピューティングに関する高い知識になります。


具体的な書き方としては、実際に担当したプロジェクトにおける自身の役割を明確にすることが大切です。その上で、クライアントの抱える課題をいかに解決したかを明記すると良いでしょう。

5:プログラマーの例文

プログラマーから直接説明することで、クライアントの要望や疑問に対してその場でやり取りできることから、私は設計段階からクライアントとの折衝に同行しています。


また、使用する言語やシステムの概要を早い段階で直接説明することで、後々に行き違いが生じることもなく、スピーディーにプログラミングを進めることが可能です。


その結果、クライアントにシステムのメリットだけでなくデメリットも理解していただけるため、完成後のシステムに対する認識齟齬もなく高い評価をいただいています。

書き方の解説

プログラマーに求められるのはプログラム言語に対する知識・スキルに加え、設計に対する理解力やコミュニケーション能力です。


自己PRの具体的な書き方としては、プログラマーとしてクライアントとのやり取りを行った経験を具体的にアピールすると良いでしょう。さらに、その結果クライアントの満足度を引き出したことを書けると申し分ないでしょう。

6:ITコンサルタントの例文

金融業界や食品業界など様々な業界における、クライアントの経営効率を高めるシステムに携わってきたことが私の強みです。


ERPパッケージやRPAツールの導入など、具体例を交えながら実現性の高いシステムを提案してきました。また、ITツールの導入に止まらず、クライアント企業の業務フローに関する様々な課題の解決を意識しています。


食品メーカーを担当した際には、大幅な効率化や適正化されたキャッシュフローが実現できる在庫管理システムを構築し、生産コストの前年比20%削減に貢献しました。

書き方の解説

ITコンサルタントはクライアントとエンジニアの懸け橋として、高いコミュニケーション能力が求められます。さらに、経営者やIT責任者とのヒアリングの中で問題を見つけ出す分析力・提案力が必要です。


自己PRの書き方としては、これまで携わってきた事例を具体的に示すと良いでしょう。また、実現したシステム・ITツールによってどういった成果があったかを伝えることも大切です。

7:プロジェクトマネージャーの例文

私は完成したシステムがクライアントの満足したものとなるよう、初期段階でのヒアリングを大切にしています。具体的には、現状の業務フロー及びシステム導入後に期待することを数回にわたってヒアリングすることで認識合わせを丁寧に行ってきました。


また、プロジェクトメンバーにも注意を払い、適切な人材を配置し各メンバーへの指示を徹底しています。また、朝夕に1回ずつフリーミーティングを行いメンバー間の意思疎通を行うことで進捗管理を図ってきました。


その結果、クライアントには期待する成果が得られるシステム作りを実現しており、高評価をいただいています。

書き方の解説

プロジェクトマネージャーに求められるのは、プロジェクトの円滑な遂行に向け、適切なメンバーを適材適所に配置する能力やリーダーシップ、クライアントとの交渉力です。


自己PRの具体的な書き方としては、クライアントとの交渉で大切にしていることやプロジェクトの運営で注意していることなどを具体的にアピールすると良いでしょう。

8:ソフトウェアエンジニアの例文

私の強みは発想力です。ソフトウェア開発はゼロから新たなシステム・製品を生み出す分野であり、私の発想力を生かせる業務だと感じています。


以前携わった顔認証システムの開発では、顧客へのヒアリングから現状のセキュリティコストを算出し、現状より低コストでのシステムを提案しました。


クライアントの要望を直接お伺いすることで、対応可能な範囲で最適なシステム構築を提案しています。また、クライアントの要望をプロジェクトメンバーと共有することで、高い品質を維持することに成功しました。

書き方の解説

ソフトウェアエンジニアは設計から開発、導入まで担うことから、発想力・企画力・技術力が求められます。また、市場のトレンドに敏感であることも大切な要素です。


自己PRでは、これまで携わってきたシステム開発において、どういった役割を担っていたのか、その結果どういった成果があったのかを明確にしましょう。

9:機械設計エンジニアの例文

私は自動車部品メーカーで機械設計エンジニアとして5年間の勤務経験があります。その間、機械設計技術者試験2級・2次元CAD利用技術者試験2級の資格を取得しました。CAD・CAM・CAEを使用した経験もあります。


製品開発にあたっては、各フェーズの担当者とのスムーズな打ち合わせが不可欠です。私は独りよがりにならないよう、チーム意識や協調性を持って相手と対応することを心掛けています。

書き方の解説

機械設計エンジニアの仕事は、文字どおり機械が動く仕組みを設計することであり、専門的な知識や経験が求められます。


自己PRの書き方としては、取得している資格や機械設計エンジニアとしての経験を明らかにすると良いでしょう。また、機械設計エンジニアはプロジェクトで仕事をすることがほとんどであることから、協調性があることをアピールすると好印象を与えることができます。

10:社内SE(社内情報システム企画)の例文

私は社内情報システムの立ち上げから携わりました。リーダーとして、初期段階ではプロジェクトメンバーの選定や役員に向けのプレゼンテーション・予算の折衝などに尽力しています。


システム開発においては、納得性の高いシステムとなるよう各部門の担当者との打ち合わせを入念に行いました。その結果、大きなトラブルもなく使用する社員の納得性が高い社内情報システムが完成し運用しています。

書き方の解説

社内SEに求められるのは、システム構築に関する基本的な知識・技術力に加え、経営側と社員の意見を取り入れるための対応力・理解力・臨機応変な行動力です。


自己PRを書く際には、社内の独自システムを構築するにあたり、経営側と社員の双方の意見を取り入れ、誰もが納得できるシステムを構築した経験を明記します。また、スケジュール管理を徹底したことにも触れておくと良いでしょう。

エンジニアの自己PRを書く際の5つのポイント

ホワイトボード

エンジニアの自己PRは、応募書類の中でも採用担当者が特に注目する項目です。言い換えれば、ライバルに差を付けやすい項目だといえるでしょう。


ただし、単に自身のアピールポイントを書き連ねるだけでは、採用担当者に好印象を与えることはできません。ここでは、採用担当者に好印象を与える自己PRの書き方について解説します。

1:仕事で成功した実績を具体例を混ぜて書く

仕事で成功した実績は、具体例を交えて明確に書きましょう。エンジニアに求められるのは、高い技術力と豊富な経験値です。このことを示すためには、いかに具体例を列挙するかがポイントだといえます。


具体例でいえば、担当業務や開発実績、プロジェクトの数などが代表的なものです。また、自身の開発したシステムの効果としてサービスの利用者数やアクセス数の伸び率を「数値」でアピールすることで、納得性のある自己PRとなります。

2:一文が長くならないようにする

採用担当者は多くの転職希望者の自己PRをチェックしています。一文が長い文章や回りくどい言い回しの文章は、それだけで印象を悪くすることも少なくありません。したがって、要点を絞り一文が長くならないよう注意しましょう。


また、強調したい内容から書くことを意識すると、印象に残りやすくなります。さらに、センテンスは5つ前後とすると、読みやすい自己PRとなるでしょう。

3:自身の強みとなるスキルや知識を書く

エンジニアの自己PRには自身の強みとなるスキルや知識を具体的に書きましょう。このとき注意したいのが、第三者が客観的にわかる内容とすることです。


例えば、資格を取得しているなら資格名に加え、どういった業務に役立ったかを書き入れることが大切になります。


また、活用できるプログラミング言語やOS、設計・開発・保守に関わる知識などについては、可能な限りスキルレベルとともに列挙することが鉄則です。

4:経験を積んでいる場合は「年数」も書く

エンジニアの転職では即戦力を求められることも多いことから、経験を積んでいる場合は「年数」も書き入れましょう。特に経験年数の長い分野がある場合は、転職に有利に働くことも少なくありません。


また、経験年数とともにどいった役割を担っていたかも書き入れると、採用担当者にスキルレベルをイメージさせることができます。大切なのは自身の経験が転職先に活かせることを具体的にアピールすることです。

5:自身の内面について書く

採用担当者は転職希望者のエンジニアとしてのスキル・経験だけでなく人間性もチェックしています。いくら経験が豊富で技術力が高くとも、周囲の人とコミュニケーションが取れないようだと考えものです。


したがって、自己PRには自身の内面をアピールしましょう。コミュニケーション力が高いことのほか、「真面目」「明るい」「ポジティブ」「ユニーク」など採用担当者に「仕事をしてみたい」と思わせることが大切です。

エンジニアの自己PRの書き方を知って実りある転職活動にしよう

パソコンを使う人

エンジニアへの転職を成功させるには、適切な自己PRを提出して採用担当者にアピールすることが大切です。ただし、単に自分の強みや職歴を並べるだけでは、採用担当者に好印象を与えることはできません。


自身のスキルや経験を具体的に書き記すとともに、人間性をアピールするなどポイントを押さえた書き方を実践することが大切です。この記事を参考にエンジニアの自己PRの書き方を知り、実りある転職活動をしましょう。


【著者】

【記事監修】山崎 裕(東京ITカレッジ講師)

東京ITカレッジで講師をしています。

Java 大好き、どちらかというと Web アプリケーションよりもクライアントアプリケーションを好みます。でも、コンテナ化は好きです。

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